不安を超えた先にある自分の「働き方」のヒント/いぐmamaプロジェクト発足!
【mamaxハタラク】「本当のところどうなの?」伝えあうことから始まる企業との縁
<いぐmamaプロジェクト11月のレポート>
レポート第一弾「キャリアチェンジってできるの?」
レポート第二弾「企業の理解が働く土壌をつくる」
レポート第三弾「企業の理解が働く土壌をつくる」
いぐmamaレポート最終回「会社の一員としての働き方」
「働く」を考えるプロジェクト発足
就職先が決まった。すでに企業に就職している。だから人生は安泰だ。
ちょっと待って!就活は「学生だけ」の話でも、「一生に一度のこと」でもありません。
いぐする仙台では「働く」を考えていきたいと、人生の岐路の一つである子育て中の女性を中心にした「いぐmamaプロジェクト」を発足しました。
私たちは社会に出てからも、ライフスタイルの変化に伴い何度も人生の岐路に立つことがあります。生活の変化は働き方にも影響が出るからこそ、人生の少し先を見据えて「働き方」をイメージしておく必要があるのではないでしょうか。
一歩踏み出すことを阻む壁
「あ、ちょっと大変そう。私には難しいな」。
なにかを始めたい、やってみたいと考えると同時に、たくさんのできない理由も思い浮かぶ。自分の中の優先順位や不安を考えれば考えるほど、目の前に壁が立ちはだかるかのように感じてしまうのは、世代や立場を問いません。子育てや介護などとの両立、自分の能力に対する心もとなさ、企業や同僚の理解、福利厚生……一歩踏み出せないまま時間が過ぎてしまいます。
「私と似た状況の社員の話」から開ける視野、自分の可能性
他の人の働き方を知ることは、自分とは違う「生き方の選択」を覗き見ることと同じではないでしょうか。
まだ子供が小さいけれど、再就職を考えているという人はいいます。「企業の採用情報を読み込むだけと、実際に企業で働いている人から話を聞くのとでは違っていた」。
仕事の大変さはどこにあるのか、子育て中の自分と似た状況で働いている人はいるの?「(直接話すことで)企業の見方が変わりましたし、働きたい意欲が大きくなりました」。
実例を聞いたり会社や社員の姿勢を聞いたりすることで不安が減ると、スキルアップや資格を生かしたキャリアチェンジなど、働くイメージは一気に具体化していきます。中にはスキルに対する認識が企業と自分の感覚とでは違うというギャップに気づいた人、自分の経歴が意外な評価を受けたことで自信と一歩踏み出す勇気を得られたという人も。
「中小企業だからこそ、働き方も考えられそう」。「貴重なお話を聞けて、自分の働き方を改めて考える、いいきっかけになりました」。一方的に企業に配慮を求めるのではなく、自分自身がこうしたいという意思表示をすることで変化を生み出せる。自分がどこで、どんな人たちと、どんな仕事をしたいのか、どんな生活を送りたいのか、実現するためにはどうすればいいのか。他の人の働き方の話の中には、不安を乗り越えるだけでなく、自分が望む働き方を導きだすヒントがありました。
不安を超えた先にある自分の「働き方」のヒント
11月10日に仙台市の夢メッセみやぎで開催された「『人とつながる』就活、始めよう―シゴトフェスタ」で、企業の担当者と、いぐmamaプロジェクト参加者はリラックスした雰囲気の中で話していました。シゴトフェスタに出展していたのは、東北で地元に根差した企業30社。「社名は聞いたことがなかったが、働きやすそう」、「社員の方の熱意あふれる話を聞けた」、「企業の方の仕事に対する情熱や誇りを感じられました」という感想が。
企業の説明を聞き、自らが抱える不安や希望、疑問を率直に尋ねた結果、どんなことを感じ、考えたのか。復職を考えている子育て中のいぐmama12名のレポートを4回に分けてお届けします。
2.企業の理解が働く土壌をつくる ※画像をクリック!
3.生活スタイルの変化と両立への不安 ※画像をクリック!
4.会社の一員としての働き方 11月25日(金)公開しました! ※画像をクリック!
「いぐmamaプロジェクト」は、これからも「働き方」を考えていきます。
今後の予定はこちら。
※活動に興味のある方はinfo☆wakatsuku.jpにお問合せください。(☆を「@」に変更してください)
2.セミナー「mamaのはじめの一歩」
日時:2017年2月19日(日)10:15-12:30
場所:仙台市市民活動サポートセンター
定員:40名 無料・託児付き(人数制限有)
3.マッチング座談会(2月下旬開催予定)
※本事業は、「平成28年度東北地域UIJターン促進事業」
「平成28年度地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」として実施します。
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文章・写真:安部静香(いぐする仙台)
この記事を書いた人
- 「働く」を考えるプロジェクト。人生の岐路の一つである子育て中の女性を中心に発足しました。
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