【有意義な取材って?】先輩が教える学生記者活動のススメ
学生記者の野上くんから後輩へ
こんばんは!こごえる日が続いているね。
今日は、みんなの寒さを吹き飛ばすほど熱かった「文章力向上講座」の様子を紹介します。講師を務めたのは、なんと学生記者の野上貴くん。
「いぐする仙台」で主力として1年以上活動し、間もなく卒業を迎える野上くんにとって集大成となる発表の場。取材の有意義な続け方や自身の変化を後輩たちに向けて語ってもらったよ。
文章力向上講座は毎月第2火曜日に開催
文章力向上講座は1月13日夜、仙台市青葉区北目町のファイブブリッジで開催。野上くん含め10人の学生記者が参加したよ。講座は毎月第2火曜日の夜に開催していて、毎回学生記者がより良い記事を書くための方法や心構えを学んでいるんだ。
1番成長したのは「想像力」
まずは野上くんのプロフィールをご紹介。
・山形大学人文学部法経政策学科4年生
・新潟県長岡市出身
・趣味はカメラ、一人旅、体を動かすこと、読書、人間観察
いぐする仙台に参加したきっかけは、2013年11月の河北新報インターンシップに参加して取材を経験したこと。いろんな人に会うことで「人間力を高め、ステキな大人になりたい」と記者活動を続けていこうと決めたそうだよ。山形市から仙台市まで通いつつ、今までに計5本の記事を執筆してくれたんだ。
取材を続ける中で1番の成長は「人の気持ちを想像できるようになったこと」。
例えばごみのリサイクル業を営む株式会社「泉」を取材したとき。ごみを資源として生かすために駆け回っている社員さん達の話を聞いてから、きちんと自宅でもごみを分別するようになったんだって。
「相手を思うことで、実際に自分の行動が変化した」とか。これも、働くオトナの思いを直接聞く経験を重ねたからこその気付きだよね。
▲株式会社「泉」取材時の様子
取材同行で長所を吸収
野上くんは他の学生記者の取材にも積極的に同行してくれました。カメラマンとしてサポートしてくれたり、足りなかった情報を質問して捕捉してくれたり。頼りがいがある先輩として仲間から厚い信頼を集めているんだよ。
忙しい中、自分の取材だけではなく友達のサポートもするなんて大変なんじゃない?生き急いでいる?っていぐみん心配してたんだ。だけど、野上くんいわく「取材の数だけ発見がある」。
「いろんな企業の話を聞きたい」って思っていたのはもちろんだけど、他の学生記者の取材方法などを見て、良いところを吸収しようとしていたんだって。どんなことからも学ぼうとする向上心、すごい!
〝裏の目標〟を持とう
もちろん授業や就活が忙しい時期もあったんだけど、そんな時は思い切って記者活動を数カ月お休み。時間が取れるようになってから、また活動を再開したんだ。自分の予定に合わせて細く長く活動できるのもいぐする仙台の良いところ!
いぐする仙台が目指しているのは「地域の中小企業の魅力を発信すること」なんだけど、そのほかに「人間力を高める」っていう〝裏の目標〟があったことがモチベーション維持につながったみたい。後輩たちにも目標の大切さを伝えていたよ。
講座を聞いている学生記者はうなづいたり、メモを取ったり。学んだことを今後に活かそうとしている様子だったよ。
記事は毎週月曜と金曜に掲載
野上くんは4月から新聞記者として働く予定なんだ。あと2カ月ちょっとの学生生活の中で「もう1社取材に行きたいです」と早くも記者魂を燃やしているよ。近々、野上くんの記事が載るかも?いぐする仙台では毎週月曜と金曜に学生記者の記事を掲載しているので、チェックしてね!
いぐする仙台では学生記者を募集中。仲間と一緒に中小企業の魅力を発信しよう。
http://igusuru.com/7927.html
この記事を書いた人
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「いぐする仙台」のマスコットキャラ“いぐみん”
学生記者のみんなの活動を見守ったり、たまにふらっと取材したりするのが仕事。
趣味は寝ることと、学生記者のみんなの記事を読むこと。
永遠の大学生だけど、それなりに荒波も乗り越えてきてるらしいことが、言動の端々からうかがえる。
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