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【社長と学生が大集合】「第9回 渡辺一馬一日花見2015」に突撃取材!

鎌田尭 鎌田尭
1,426 views 2015.04.13

4月と言えば桜…桜といえばお花見です。4月12日に行われたお花見に潜入してきました。「いぐする仙台」の生みの親である渡邉一馬さんが主催しています。知り合いが非常に多い渡邉さん。果たしてどのような人がお花見に来るのでしょうか。また、今の大学生にどのような思いを抱いているのでしょうか。

「渡辺一馬一日花見」とは!?

名前の通り、主催者は一般社団法人ワカツク代表理事の渡邉一馬さん(37)です。
朝8時から夜9時までの13時間お花見をします。渡邉さん以外の参加者は気ままに来ては帰るため、ルールは「参加者が増えるたびに乾杯する」こと。9回目の今年は127人が参加し、74回もの乾杯が行われました。来た人の多くは渡邉さんの知り合いですが、直接会ったことがない人も気軽に参加できます。
学生から大学教員、社長まで幅広い職業の人が来ていました。入れ代わり立ち代わり人が現れる様子はまさにカオスです。
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晴天に恵まれました。

ゆかいな参加者の皆さんにインタビューしました

主催者 一般社団法人ワカツク代表理事 渡邉一馬さん(37)

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学生時代からお花見の場所取りが大好きだったという渡邉さん。場所取りをしていて、「だったら一日ずっといるわ!」と思い立ったことが一日花見のきっかけでした。自らの性格を人見知りだと評しお花見について「普段、出会うことがない人とのつながりが増える」と顔を綻ばせながら語ってくれました。

uppers(アッパーズ)代表 東北大学経済学部3年 嶋田瑞生さん

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テレビ局スタッフとカメラを引き連れた爽やかなイケメンがやってきました。
えっなんでテレビカメラまで?!まさにカオス。
嶋田さんは、靴磨きで学生が社会人と交流する機会を設けることを目的に「uppers」をを設立しました。また、「いぐする仙台」でも取材した「baselabo.com」の組合員でもあります。お花見ではuppersとして来ていた人の靴磨きをしていました。お花見について「新しい出会いがある」と、様々な人と気軽に交流できることに満足そうでした。

uppers 東北大学工学部2年 桑田政英さん

桑田くん 写真-re
真剣な顔をして茶色い革靴を磨いている方がいました。桑田さんはより多くの人に「uppers」を知ってもらうためお花見に来たそうです。「靴磨きに集中しすぎて桜を見上げられない」と爽やかな笑顔を見せます。
靴を磨くと気持ちがスッキリすると桑田さん。靴磨きを通して、さまざまな人の価値観を知りたいと考えているそうです。
革靴 比較写真-re
左が磨いていない靴、右が磨いた靴。一目瞭然です。

オーバシーズ インベスターズ株式会社 代表取締役 松谷有徳さん

一日花見の常連の松谷さんはベンチャー企業の海外進出のコンサルタントをしています。その他に震災復興のため、宮城県内企業の海外進出のコンサルタントも手掛けています。なんとあのIT企業のコンサルもしているとか!?
今の大学生について「良くも悪くもスピードがある」と語ります。行動の判断の是非がとてもスピーディな反面、あきらめが早すぎるのだそうです。就活生に対して「会社を起こしましょう!」と力強く語ってくれました。

プリンカンパニー代表 濱口竜平さん

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「プリン博士」と呼ばれている濱口さんは今までに1万2000種類のプリンをつくってきました。プリンの製造と販売のコンサルタントをしています。名刺入れもプリン柄!テレビ番組にも「プリン博士」として出演したことがあるとか。プリンは「愛が詰まったもの」と情熱的に教えてくれました。
大学生に対して異性をもっと意識してほしい」と濱口さん。異性を意識することで仕事や進路、服装が良い方向に変わるそうです。「就活とは自分にとっての船長(=社長)を見つける事、海賊船(給与や雰囲気)を見つけることではない」とアニメを例にして語ります。

株式会社cherry-pick 代表取締役 阿部雄太さん(32)

「いいとこどり」を意味する「cherry-pick」。阿部さんはお客さんのニーズを把握するネットマーケティングシステム開発という仕事をしています。お花見の様子をみて、「主催している渡邉さんはお父さんみたいだね」と言っていました。
今の大学生は「優秀な人と、そうでない人の差が大きい」と阿部さん。就活生に対し「やりたいことではなく、得意なことで仕事を探してほしい」と語ってくれました。

サンキュロットインフォ 代表 小泉勝志郎さん

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「イチオシは『ぎばさちゃん』」!と自らが携わったご当地萌えキャラをPRしてくれた小泉さんは東北生活文化大学や、企業向けのWEB関連の講師、アプリの開発などをしています。ちなみに「ぎばさ」は「アカモク」という海藻の秋田での呼び名です。「いろんな人が来てカオスで楽しいお花見だね」と笑顔で語ります。
大学生はもっとプログラミングの勉強をしてほしいと小泉さん。「プログラミングは自分を表現するツールになる」と力を込めて語ってくれました。

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「芸名じゃないよ!本名だよ」と語るuppersの高良旺慈(たからおうじ)さん

普段なかなか出会うことができない人と気さくに語り合うことができるお花見。お話をきいた全員が夢を持ち、熱く自分の仕事を語ってくれ、多くの人の生き方や価値観に触れることができる素晴らしい勉強の機会になりました。
主催者の渡邉さんの思惑通り、カオスで多くの人と繋がることができる花見だったのではないでしょうか。
私は朝9時半から夜9時までお花見に参加していましたが、疲れました。疲労感を感じてはいるものの、楽しく、勉強になりました。次から次へとおもしろい人が来て、気軽にさまざまな人と話し、つながることができるカオスなお花見でした。来年も参加したいです。

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