学生記者がお仕事の魅力を発見!仙台イケてる会社訪問
イケ社

オフィスのことなら、何でもおまかせ!「株式会社セント」

鎌田尭 鎌田尭
1,555 views 2014.10.03
鎌田尭 鎌田尭 東北学院大学3年(執筆当時)
夏休み、セントのベテラン社員に会う機会がありました。「今の若者たちはゲームで遊んでばかり。どうせ遊ぶなら、女の子と遊んだほうが勉強にもなるぞ」とアドバイスをくれました。私は、大学の大先輩でもあるその人を「イケてるおじさん」だと思いました。そんな方が勤めている「株式会社セント」はきっと「イケてる会社」に違いない!これは行くしかないでしょう。

セントって、こんな会社!

青葉区北根にあるセント本社は、台原森林公園に近く、緑豊かな場所に立地しています。

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創業1952年。仙都青写真工業所として産声をあげました。青写真とは青地に白で設計図を表した複写写真です。会社設立のきっかけは戦後の復興需要の高まりでした。焼け野原となった日本では建物の需要が増え、自然と建物の設計図への需要も増していきました。

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現在の「セント」に社名を変えたのは1962年。社名は「仙」台の「都」が由来となっています。青写真から転じ、現在はコピー機や複合機の販売をはじめとしたオフィス関連製品を取り扱っています。

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代表取締役社長の浅田茂男さん(62)にお話を伺いました。

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仙台の企業魅力3つ

オフィスの物はすべてセントで!

「建物以外の物なら何でも揃えられる」と自信を見せる浅田社長。
セントでは法人向けに文具や、椅子などのオフィス家具、コピー機やパソコンなどオフィス関連商品の販売をしています。

物販だけではありません。コンピュータウイルス対策や書類の電子化などインターネット関連業務もしています。その1つに図書館にある昔の新聞や設計事務所にある大きな設計図の「電子化」があります。電子化することで、見たい資料をパソコンですぐに見ることができます。資料を保管するための場所を取らない点もメリットです。

コピーサービスにも力を入れており、印刷物のデザインや製本のサービスをしています。
最近では3Dプリンターの販売も行っています。3Dプリンターはまだまだ高額で、設計事務所や工業系の会社からの受注がメインです。「そのうち店頭での3Dプリントサービスをしてみたい」と浅田社長。「お客様の要望に答える」ラインナップの多さの秘密はこの一言が表しています。

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何かあったらセントに相談しよう

営業はお客様から「傾聴」することで、お客様の求めるもの、困りごと、考えていること、用途、予算、嗜好を把握します。要望に合わせ商品やサービスの提案をします。「提案」をするために営業は自分の考えを整理し、お客様に伝えます。「何かあったらセントに相談しよう」とお客様に思ってもらえるような関係をつくっています。

アフターサービスが充実している点も魅力の1つです。セントでは1社に対して3人のスペシャリストがお客様を支えています。営業のほかに、修理を担当するサービスマン、ソフトウェアのサポートをする支援部です。

アフターサービスの充実と営業のコミュニケーション力の2本柱がセントとお客様との強い信頼関係を築いています。新しい商品が欲しくなったときも「セントから買おう」と思ってくれるきっかけになります。

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自分の意見を提案しやすい会社に!

オフィス用品業界は、青写真からコピー機、そしてパソコンの登場、現在では3Dプリンターの登場…と移り変わりが早いと言われています。そのスピードに対応するためには「自分の意見を提案しやすい雰囲気」が必要です。

今年9月から社内では「自分の意見を遠慮せず主張してもらいたい」という社長の思いのもと「改善文化醸成プログラム」を月1回実施しています。全社員の半数を、部署の枠を越えてランダムに7~8人ずつのグループにします。グループごとに「自分が今、問題だと思っていることを発表してもらっています。出てきた問題についての改善案や解決策を考えています。

実際に社員から営業車の塗装費用16万円が無駄では?という意見が出ました。話し合った結果、塗装の代わりにロゴマークをつけることになりました。

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ロゴマークも一新することになり、社員による新しいロゴマークを作るための委員会ができました。デザインは社内で公募。新しいロゴには「新しい情報、価値、提案」という意味がこめられています。

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また、社員から「社長を最近見ない」という意見が出ました。「そう見られていたのには原因がある。だから改善する。その社員への反発はない」と浅田社長。プログラムの成果により「提案しやすい雰囲気」ができつつあります。

はたらく先輩

営業部 入社2年目 大坪志帆さん(24) 東北学院大学経済学部出身

「丁寧な言葉遣いと信頼関係を築くために自分をさらけ出し、お客様に心を開いてもらう」と大坪さん。昔から初対面の人とすぐに仲良くなることが得意でした。お客様とはプライベートのことまで話せる信頼関係を築いています」

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大学時代はバレーボール部に所属。部活動で学んだ上下関係は現在の仕事に生かされています。就職説明会で大学の先輩がセントの説明をしており、「一緒に働きたい」と思ったことが入社のきっかけでした。

昨年、大坪さんはお客様から少し高額な受注を取るため、先輩社員の励ましや助けもありながら、苦心して提案書を作成しました。お客様から受注決定の電話をもらったとき、大坪さんはうれしさのあまり涙したそうです。社員同士が相談しやすく、困っているときに声を掛け合えるような雰囲気が職場を包んでいます。

「先輩を追い越せるような知識や人とのつながりがほしい」と大坪さんは話します。できる仕事の幅を広げるため、福祉用具専門相談員などの資格取得を目指しています。

1日のスケジュール

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セントが求める人材とは?

学生のココを見ている!

セントでは、仕事の適正について資格そのものより、資格取得のためにどう勉強をしたのかで見極めています。IT関連の仕事を目指している人は情報処理関係の資格、経理向けには簿記の知識も求めており、簿記検定の各級は入社後に取得することもできます。資格取得のための費用補助制度も設けています。営業を希望する人には「自分の意見や考えを持ち、話すことができる」コミュニケーション力を求めています。

面接では、営業、管理部など部門のトップが面接をして採用を決めています。部門のトップが採用を決めることで「俺が部下を育てる」
という気持ちが部門のトップに生まれます。

面接では、唐突に会社の玄関の雰囲気などについて尋ねることがあるそうです。自分の考えを持っているかどうかを探るためです。「事前に用意した答えなんていらないくらい」と浅田社長は語ります。

「現状維持」は後退

今の大学生について「個性がない、自分を表現できない」と浅田社長は言います。セントでは自分の考えを持って働くことを大切にしています。「社員から提案された改善案などの意見は、会社に大打撃を与えない限り、少しくらい損してもいいからチャレンジしてみろと言っています」と浅田社長。「現状維持は後退と同じこと」と力を込めます。

セントは「自分の意見を話すことができ、チャレンジさせてもらえる」会社です。「自分の意見」を持つことが、これから就職活動を迎える学生にとっての鍵となるはずです。

浅田社長に「イノベーションを起こすには?」と質問した際に返ってきた答えが「常に革新」でした。若いとき、経理や営業などさまざまな部署を経験しました。部署が変わるたびに「社長になるためには必要な経験」と変化を前向きにとらえてきたそうです。私は将来、イノベーションを起こすような人材になりたいと考えています。浅田社長はいつも自分に対して革新を起こしている方でした。「自分を良くするため、自分にプレッシャーをかけている」。私も自分を良くするため、自分自身に「革新」を起こしていきたいです。将来の目標のためには、身近なことから改善していくことが大切なのだと気づきました。

鎌田尭鎌田尭東北学院大学3年(執筆当時)
文章:名前(○大学○年)
写真:名前(○大学○年)
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株式会社セント
http://www.sento.co.jp/
従業員数130人 (2012年4月1日現在)
資本金1千万円
住所仙台市青葉区北根4丁目2番20号