男の美意識を磨く！理容室「HAIR LOUNGE JAPAN」

「男の隠れ家」のような空間づくり

店内は内装や家具が茶色で統一され、空間を電球色の照明が優しく照らします。まるでカフェに来たような気分になります。

小幡：何でこんなオシャレなデザインにしたのですか？

眞壁さん：理容室の概念を壊したくなったんですよ。

小さい頃に通っていたような理容室は生活感があり、あまり好きではなかったそう。
理容室が「男性の隠れ家」のような存在でありたいと、内装デザインは自ら考えました。イメージは、オシャレなネットカフェ。漫画コーナーやフリードリンクコーナーがあり、待ち時間をゆったりと寛げるようにしました。

理容室ならではのメンズエステ

最も力を入れているのが、メンズエステ。「剃刀を使ったシェービングという理容師ならではの技術を生かし、顔周りもスッキリできます」と眞壁さんは話します。また、フェイシャルエステの資格を取得しているスタッフもいるそうです。

実際にメンズエステを体験させていただきました！

まずは顔の産毛や髭のシェービング。続いて、顔から首にかけてクリームを塗ります。手の感触や蒸しタオルの気持ちよさに、つい寝てしまいそうになりました。

マッサージでは表情筋を伸ばしてもらいました。顔全体に手でクリームを塗り、そのクリームが浸透するように、鼻や眉間、額、瞼など、指で優しく押されていくような感じです。

理容師としての高い技術の秘密

理容サービスにも定評があります。ヘアカットやシェービングではお客様のカウンセリングは欠かさないそうです。
「じっくり時間をかけ、そのお客様に合ったメニューを提供できるのも強み」と眞壁さん。
その要望に応えるためにも、技術の向上は欠かせないと言います。閉店後にはカット、シェービング、シャンプーなどの練習を定休日以外は毎日約1～2時間行っているそうです。「理容師を育てるのも私の仕事」と眞壁さん自ら指導します。

今回体験したメンズエステは、これまでに磨いてきた技術が集約したものです。剃刀を使ってのシェービング、蒸しタオルの心地よさ、そして初めて体験したフェイシャルマッサージから、理容師の技術を実感しました。お客様に合ったメニューを提供するサービスの裏には、高い技術力とともに今までの経験が生きています。