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兼業・副業ってどうなってるの?活用広がる「ふるさと兼業」

稲葉 史恵 稲葉 史恵
90 views 2019.07.11

2018年は「副業元年」と呼ばれ、“働き方改革”の一環としてさまざまな働き方が提唱されました。学生の皆さんにとっても、転職する以外の選択肢が広がって、「これからの働き方ってどうなっていくの…?」と気になるトピックではないでしょうか?

平成30年は”副業元年”!?(NHK生活情報ブログ)
2019年に「副業ビッグバン」が来る(日経ビジネス)

先月、6月30日に東京で開催された「地域仕掛け人市」というマッチングイベント(上の写真)では、兼業を専門に紹介するブースが出展し、全国各地で副業・兼業を歓迎する動きの広がりが感じられました。

当日、会場を訪れた社会人の皆さんからは、これまでのスキルやノウハウを生かして「兼業・副業のできる企業やプロジェクトを探したい」「将来的に地方で起業するための足掛かりとして兼業などに参画したい」「プロボノとして地方に貢献したい」といった声が聞かれました。

宮城県内でも、兼業や副業を導入する動きが始まっています。その1つ「ふるさと兼業」に注目します!

愛する地域と共感する事業で選ぶプロジェクト型兼業・プロボノ

ふるさと兼業って?

愛する地域や共感する事業に、プロジェクト単位でコミットできる兼業プラットフォームです。

プロボノや兼業、パラレルキャリアという言葉が当たり前に使われ始めるなか、都会で生活しながら地域に関わる、大手企業で活躍しながらNPOや中小企業、ベンチャー企業に関わる、そんな新たな選択肢を提案しています。

自分自身の地元や大好きな町、魅力的なリターンや共感する事業に寄付をする『ふるさと納税』のように、“スキルや技術、経験”を投資できる場にしたい。そんな思いで『ふるさと兼業』と名付けました。

ふるさと兼業ホームページより引用

どんな企業・プロジェクトで募集しているの?

業種も職種もさまざまあり、求めているスキルやノウハウによって募集対象となる方も異なります。

例えば、仙台市青葉区の「株式会社funky jump」は、スタートアップ企業。コワーキングスペース向けの顧客管理システム開発に携わる“エンジニア”を募集しています。(2019年7月11日現在)


▲株式会社funky jump代表取締役の青木さん

コワーキングスペースでは、コミュニティマネジャーと呼ばれるスタッフが、コワーキングスペース内のコミュニティを盛り上げるために、利用者同士を繋ぐハブとなる仕事をしています。

しかし、コミュニティマネジャーの仕事は多岐に渡るため、利用者や取引先との会話内容を記録・共有する時間が取れないことが課題となっています。

株式会社funky jumpは、この課題に対し、会話からキーワードを抽出し顧客リストを作成するサービス「TAISY(タイシー)」を開発しています。TAISYによってコミュニティマネジャーの会話を蓄積、共有ができるようになり、より活性化されたコミュニティを作れるようになります。

現在は顧客管理システム部分の開発ですが、会議室の予約、入退管理システムなど包括的なコワーキングスペース支援ができるシステム開発を行っていきます。

※募集要項の詳細は、https://furusatokengyo.jp/project/tohoku/miyagi/p1028/ から!

どんな人たちが応募しているの?

20代からシニアの方まで、幅広く応募があります。募集している企業やプロジェクトによって、必要とされているスキルやノウハウが異なるためです。

・宮城県出身で、現在は首都圏で働いているけれど、将来的なUターンを視野に地元企業と関わってみたい
・東北が好きなので、東京で暮らしながら、東北の地元企業を応援したい
・これまでの経験を、地方で試してみたい
といった方々が、関心を持って応募されています。

住む場所と働く場所が違う、A社に在籍しながらB社・C社と複数の仕事を掛け持ちする…そんな生き方が当たり前の時代になるのかも?!
必要な人財をどう獲得するか、企業側の変革のほうが急務と言えそうです。

一般社団法人ワカツクでは、「ふるさと兼業」の地域パートナーとして、各募集プロジェクトを管理し、エントリーをサポートしています。地域の実情を踏まえて、募集団体や応募者に近い立場でフォローをします。活用をご希望される方は、info@wakatsuku.jp までメールにてお問合せください。

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