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意思と行動力で突き抜けろ。「冬の陣」圧倒的に魅了される時間

いぐみん いぐみん
157 views 2017.01.31

東北若者10000人会議、みんなもうチェックした?!引っ込み思案ないぐみんは、おもしろそう!って参加は決めたんだけど、経営者とちゃんと話せるかなーって不安になってきた。
だからもっと詳しく教えてもらったんだ。
2日間のメインイベントである2月11日の「冬の陣」は大きく3つの構成なんだって!

    1.「プレゼン&パフォーマンス」
    東北6県から集結したゲストに圧倒的に「魅了」される時間

    2.「座談会」
    アツい想いを持ったゲストとざっくばらんに話すことのでき、「憧れ」に出逢える場


    3.「わくわくブース」
    ゲストの魅力を体験ベースで感じることのできる未だ知らぬ「好き」に出逢える場

「プレゼン&パフォーマンス」では東北6県から1名ずつ登壇してプレゼンを聞けるそう。
東北大学大学院 修士1年の田ノ岡大貴くんに6人のプレゼンターの魅力を聞いたよ。

“東北”を貫き通す職人魂 梶屋陽介さん

tanooka-2宮城県の株式会社セッショナブル 代表取締役の梶屋陽介さんの魅力は、“東北”を貫き通す職人魂!
梶屋さんは震災の被害を大きく受けた女川町において、東北の素材や技術が詰まったハイクオリティーのギターを製造・販売しています。復興への情緒的な価値よりも、クオリティーの高さで販売できるギターを製造することで、永続的な事業の規模化に挑戦しています。「音と表現の革新」をテーマに音質とデザインを徹底して磨いたギターには、ボルトを使わない気仙大工の技術を導入し、岩手県釜石市の会社が作った新合金コバリオンをテールピースに用いるなど、“東北”の素材や伝統技術を多く取り入れています。“東北の伝統”と新技術を掛け合わせ新たな価値を生み出し、世界へと挑戦していく梶屋さんの職人魂に魅了されること間違い無し!

地元を愛し、三味線を愛する伝統と開拓の男 葛西頼之さん

tanooka-2青森県の津軽三味線奏者、葛西頼之さんの魅力は、伝統と開拓!地元を愛し、三味線を愛する人です。
 葛西さんは数々の津軽三味線の大会において賞を獲得している日本を代表する津軽三味線奏者。伝統を大切にしながらも、洋楽器やさまざまなジャンルのアーティストとのセッションを精力的に行い、国内外に津軽三味線の魅力を発信し続けており、これまで世界30カ国で演奏を行い、今も年間10カ国で海外公演を行っているそうです。現在、英語、中国語、韓国語を話すことができる葛西さんが身構えずに外国人と話せるのは、国際交流の街・青森県鶴田町で育った影響が大きいそうで、現在は活動拠点を鶴田に移しているそうです。冬の陣では演奏もしてくださいます。地元を愛し、津軽三味線を愛し、伝統と開拓を続ける葛西さんの演奏は心に染みることでしょう!

ビジョンがそのまま社名!クールな男気

tanooka-2山形県の株式会社チェンジ・ザ・ワールドの池田友喜さんの魅力はビジョンをそのまま社名にしたクールな男気。
 「世間にバカだと言われても、常にクールに格好良く、強烈なビジョンに遠慮せず、すべてを分かち合う事を忘れず、より良い方向へ世界を変えていく、それが私たち”チェンジ・ザ・ワールド”」。「世界を変える」口にすることを誰もが恥ずかしがるこの言葉をビジョンと社名に掲げ、それを本気で目指している方たちが山形の庄内地方にいます。この哲学を掲げ、長期的な視点を持って、グリーンエネルギー事業、ヘルスケア事業、地方創生事業に取り組んでいます。「ただ言っているだけでは本当のバカ野郎で終わってしまうが、バカなことを考えながらも常に行動し続けることだけが世界を変える」こう語る彼らに巻き込まれる人が当日は続出することでしょう!

木と人をいかす地域循環のあたたかさ

tanooka-2岩手県の株式会社箱根山テラス 代表取締役、長谷川順一さんの魅力は木と人をいかす地域循環のあたたかさ。
箱根山テラスは、2014年秋に陸前高田にオープンした宿泊・滞在施設です。箱根山テラスのテーマは、木と人をいかしてそのつながりを育んでいくこと。施設のどこにいても光や風が自然の心地良さを運ぶように設計されているそうです。建物の壁は地元材・気仙杉で覆われ、床材も岩手県産材。ペレットストーブやペレットボイラーを導入し、訪れる人を暖かく迎え、電気に頼らない熱エネルギー供給の実現を目指しています。地域の木質資源を生かすことで生まれる新たなエネルギーと経済が、地域を循環するための1つの「しくみ」となることを目標としているそうです。長谷川さんはこのように地域循環を大切にしており、現代では忘れされつつあるあたたかさを教えてくれるような気がします。最近「ほっこり」が足りていない人には特におすすめかも!?

大量消費社会脱却のための「次世代の回答」を目指すロックな魂

tanooka-2 福島県の漆とロック株式会社 代表取締役、貝沼航さんの魅力は、大量消費社会脱却のための「次世代の回答」を目指すロックな魂です。
 学生時代はバンドとインドに明け暮れていた貝沼さんは、興味を持っていた漆器や陶芸の工房を訪れたことが転機となりました。そこで見た日本の職人たちの姿に信念に忠実な「ロックな魂」を感じて心惹かれたそうです。2011年、3.11の震災を期にこれまでの便利な暮らしの脆さを痛感し、自然と共生する暮らしのあり方を取り戻していきたいと考えるようになった貝沼さんは、縄文時代から日本人が森を育て作ってきた「漆器」という存在の価値に改めて気付かされたといいます。漆は「価値」の時間単位を変える。豊かさの「ものさし」を作り直すことが大事なのではないか。貝沼さんは、私たちが知らないことを知り、気づかないことに気づいています。東北の醍醐味とは何かなど、知りたい方はぜひ当日お越しください!

年貢?寄合?一揆?古民家を守る斬新かつ豊かな発想

tanooka-2秋田県のシェアビレッジ・プロジェクト 村長:武田昌大さんの魅力は古民家を守る斬新かつ豊かな発想。
 秋田県五城目町は、人口約1万人、秋田駅・秋田空港から車で約40分の距離にある、日本の原風景が残るイナカ町。高齢化率は40%を超え、集落や風景の消滅も課題となっています。520年の歴史を誇る朝市を中心に、職人や造り酒屋が集積し、農林業をベースとした暮らしが営まれており、近年はイナカ起業家が集まり始めてきているユニークな町でもあります。その町から「村」の概念をひっくり返すプロジェクトが仕掛けられています。
武田さんは、「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えのもと、消滅の危機にある古民家を「村」に見立てて再生させていこうとしています。「多くの人で1つの家を支える仕組みをもって、全国の古民家を村に変えていきながら、『100万人の村』をつくることを目指す」という武田さんのビジョンに惚れ込む人は数知れず。「年貢」を払えば村民になれ、村民だけの定期開催飲み会「寄合」、年に一度のお祭「一揆」などなど古民家を守る斬新かつ豊かな発想で人を巻き込み続けるこのプロジェクトは現在、香川県にも展開しています。当日は圧巻のプレゼンテーションにも注目です!

田ノ岡くんが紹介してくれた順番で当日もプレゼンが聞ける予定なんだって。
もう一度おさらい。
2月11日冬の陣「プレゼン&パフォーマンス」プレゼンターは東北6県から1人ずつ!
1)<宮城県>株式会社セッショナブル 代表取締役:梶屋陽介さん
2)<青森県>津軽三味線奏者:葛西頼之さん
3)<山形県>株式会社チェンジ・ザ・ワールド:池田友喜さん
4)<岩手県>株式会社箱根山テラス 代表取締役:長谷川順一さん
5)<福島県>漆とロック株式会社 代表取締役:貝沼航さん
6)<秋田県>シェアビレッジ・プロジェクト 村長:武田昌大さん

プレゼンターについて、もっと詳しく知りたいっていう人はばんにん会議のフェイスブックもみてね!
みんなで圧倒的に「魅了」される時間を過ごそう!

イベントの申し込みはこっちからだよ! 
https://www.facebook.com/events/221767808278408/

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取材協力:東北若者10000人会議 田ノ岡大貴

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この記事を書いた人

いぐみん
いぐみん
「いぐする仙台」のマスコットキャラ“いぐみん”
学生記者のみんなの活動を見守ったり、たまにふらっと取材したりするのが仕事。
趣味は寝ることと、学生記者のみんなの記事を読むこと。
永遠の大学生だけど、それなりに荒波も乗り越えてきてるらしいことが、言動の端々からうかがえる。