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【File1:企業ロゴの秘密を探れ!】黒砂糖まんじゅうで有名な老舗菓子店

中嶋美幸 中嶋美幸
1,456 views 2013.12.03
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副編集長の中嶋です!
冷たい木枯らしが身に染みる季節になりましたね。
※元青森の新聞記者。結婚を機に仙台人に。

ある日の仕事帰り。いぐする仙台編集室の多忙な業務に打ちひしがれ、寒さと空腹に震えながらチャリをこいでいると、鮮やかにライトアップされた看板に描かれた企業のロゴマークに目を奪われました。

そのとき!私の中で、ある記憶がムクムクっと蘇りました。

ロゴマーク。そこには深い意味や知られざる熱い思いが

それは地方紙の記者時代に自社の新聞で好きだった企業のロゴを紹介した記事。一見、社名とは関係ないように見えるロゴマーク。しかし、そこには深い意味や知られざる熱い思いが込められており、それを紐解くシリーズ記事は読者にも好評でした。

そうだ、仙台でも企業のロゴマークを取材しちゃおう!(元気出せ、アタシ)
題して「企業ロゴの秘密を探れ!@仙台」。…はい、そうです、パクりです(開き直れ、アタシ)。でもでも、企業ロゴを通して、仙台の企業や商店の魅力を一生懸命取材するから許してね(街に出ろ、アタシ)。

仙台市民には超メジャーなお店!

第1回目は「杜の菓匠 玉澤総本店」です。
戦後から60年以上続く老舗で、仙台市青葉区上杉の本店に加え、市内に6つの直営店があります。いわずと知れた仙台を代表する菓子店のひとつで、お土産の定番は玉澤総本店の「黒砂糖まんじゅう」という人も多いくらいの有名店です!
私も「黒砂糖まんじゅう」のファンの一人。初めて食べた時の感動的なおいしさを忘れられず、シリーズ第1回目の取材をお願いいたしました!

モチーフはセンダイハギの葉っぱ

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統括部長の遠藤学さんにお聞きしました。
遠藤さん「モチーフはセンダイハギの葉っぱです。仙台市の花として愛されるハギを使うことで、地域に根付き市民に愛されるお店になるよう願いを込めました」

シンプルだけど目立つマークですね!
背景はアクセントになるよう赤色にしたそうです。和テイストで歴史ある菓子店の風情にぴったりです。

それにしても気になるのは、丸なの?四角なの?という再現しにくいアウトライン。その謎をお聞きすると、遠藤さんいわく「…実は、特に意味がないんです」

ある社員さんが考えたアイデアの中から、印象が良かったものを社内で選んだそうです。
なんと!これは第一回目にして、企画の意図からずれる危機(汗)…で、でも今では社員やお客様に定着した愛されマークになっているので結果オーライです!

自慢の味に幾多のこだわり

一番人気は、自慢の黒砂糖まんじゅう!

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毎朝午前5時から仙台市青葉区上杉の本店の隣にある工場で仕込んだ作り立てを6店舗に届けています。多いときは1日1万個も売れるというから、その人気、恐るべし!

黒糖まんじゅうの最大の魅力は、いわずと知れた皮の食感にあります。もちもちなのに、しっとり。この独特の食感は、半年にわたる試行錯誤の末に開発した努力の賜物だそう。生地に練りこんだ黒砂糖は高品質ブランドである沖縄県波照間島産を取り寄せています。この黒砂糖は海岸近くに畑がある立地のおかげでミネラル豊富、甘さの中に心地よい塩気があるのが特徴です。中のあんこは北海道十勝産の小豆を使用しており、優しい甘さで何個でも食べられちゃいます!

遠藤さん「値段にはね返るため広告は極力せず、口コミのみでリピーターを増やしてきました。老若男女を問わず、多くのお客様に受け入れていただいています」
ほかにはないこの独特の食感は、製造時から72時間しか持ちません。おいしい状態で味わってもらうために、賞味期限は時間で表示しているのもこだわりのひとつ。
「黒砂糖まんじゅう」は1個94円、6個入り690円。40個入りまであり、普段使いのお茶菓子から、お土産まで使い勝手がいいのも人気の理由です。通常サイズのほかに、女性や子どもが一口で食べられるようにと考案された「ミニサイズ」があり、6個入り330円からお買い求めいただけます。

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落ち着いた雰囲気の清潔感ある店内にはお菓子がずらーり

おまんじゅうだけ、と思うなかれ!

黒砂糖まんじゅう以外にもお店には随時約40種のお菓子を置いています。ずんだ大福とか、季節限定のクリを使った和菓子もおいしそー(^^)
ケーキなど洋菓子も充実。ハロウィン用の菓子を作るなど、地元の方々の生活に沿ったお店になるように努めています。

店舗にお客さまが来たら、すぐに緑茶を出して気軽に試食をすすめてくれます。なんて素晴らしい気配り!

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パッケージにアートなカホリ。店員さんの制服はレトロでかわいいです♪

仙台市民にもっともっと愛されるお店に♪

本店は12月4日から隣接する敷地に移転し新装開店します!工房をガラス張りにして、どら焼きなどの和洋菓子を作る工程を見えるようにするそうです。楽しそうですね♪

遠藤さん「地元のお客様に楽しんでもらいたいんです。休日に家族で来てくれる場所になることを目指しています」
子どもが工房を見てお菓子作りを社会科見学している横で、大人はゆったり座ってスイーツ片手にお茶して…あぁ素敵な休日♪

reworld_nakashima伝統の味を大切にしつつ、地元住民のために進化を続ける玉澤総本店は、まさに地域のオアシス!皆さんもどうぞ足を運んでみてください!

杜の菓匠 玉澤総本店(住所:仙台市青葉区上杉3-9-57)

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この記事を書いた人

中嶋美幸
中嶋美幸
副編集長
副編集長の中嶋です!元新聞記者で、キリっとまじめ系の記事が得意です。笑顔でさらりと毒舌を吐く習性があります。人と話すのが大好きな割に人見知り。話しかけてもらえると内心、非常に喜んでいます。