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【大学生にインタビュー】4年生になって思うこと

岩井香澄 岩井香澄
1,159 views 2015.05.11

就活は振り返りの機会!

新学期が始まって1か月が過ぎ、だんだんと生活リズムが落ち着いてきた人が多いのではないでしょうか。私は就職活動をして今までの大学生活を振り返る機会が多くなりました。大学4年間は時間が長いようで短いと感じ「もっと色んなことに挑戦しておけば良かった」と思うこともあります。他の大学4年生は大学生活をどう振り返っているのだろう?「大学4年生になって思うこと」をテーマに山形大学人文学部4年の上部静香(うわべしずか)さんにインタビューしました。

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育った環境に就きたい仕事のヒントがある?!

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静香さんは現在、地元の岩手県と仙台、山形を中心に就職活動を行っています。志望は金融業界です。志望したきっかけといっても「私は経済の勉強をしているしな」という曖昧なものでした。
「金融機関は、結婚や家を建てるときなど人生においての大事な場面で必要となってくるもの」。合同説明会やセミナーに参加し、たくさんの大人に出会って考えが変わりました。「他者の人生設計のサポートができるというところに魅力を感じるようになった」と話します。

「私の家族は曾祖母を含め7人で両親は共働きだったので中学生のころから長女の私は家事の手伝いをよくしていました」と、振り返る静香さん。「手伝いをすると母に褒められたり喜んでもらえたりするのがとても嬉しかった。そのころから自分のためではなくて誰かのために行動するのが好きになっていました」と言います。「人をサポートする仕事を体験したい」と思い、大学3年の夏休みにはインターンで1週間、社会福祉施設で働きました。ケアマネジャーの仕事を間近で見て「1日2日ではその人を知ることは出来ない。一人の人にずっと寄り添って見てきているからこそ、その人に合ったプランを立てること事ができる。大変だけどすごい仕事だと思いました」と話します。
「自分が一番健康じゃないといい仕事はできない」施設長に教えてもらい、
「大学生と社会人の違いは自己管理能力だとこのインターンで一番学びました」。
静香さんは食事や睡眠といった自己管理を徹底し、常に自分の体調がベストな状態で説明会や面接に臨めるようにしています。

後悔は行動のきっかけになる!

大学生活では「もっと社会人の話を聞く機会が欲しかった」と言います。社会に出て働く人の使う表現や言い回しは説得力があり心に響きます。「履歴書を書くときボキャブラリーが足りなくて上手く表現できない」という悩みがあり、「もっと早いうちに仕事をしている人とたくさん話をして、社会人の話し方、言葉の言い回しを学んでおけば良かった」と話しました。今は就活の合間に本をよく読み、説明会では積極的に質問をするなど、自分なりに表現の研究をして伝える努力もしているそうです。「大人の人の話を聞いて、文章を書く練習ができるような機会もあればよかった」と振り返りつつも、自分の課題を克服するために積極的に取り組んでいました。

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▲静香さんが就活の合間に読んだ本!読むとスカッとした気分になりますよー

自分を成長させることができる場所「いぐする仙台」

「あー。もっといろいろ経験しておけばよかった」大学生活を振り返ってみると、少し後悔することがあるかもしれません。私も面接が上手くいかなかったとき、履歴書作成で行き詰ったときに感じます。私の支えは「まずは行動あるのみ!」で参加した「いぐする仙台」。いぐするの活動や取材を通して出会った方々から頂いた「好きなことをとことん貫く」や「夢を持ち続ける」という言葉たちは確実に私を成長させてくれたと思います。皆さん!「あの時こうしておけば」ではなくて、「あの時こうして良かった」が増える大学生活を一緒に送りましょう!

「いぐするテラス」に参加してみませんか?

気になる大人に直接会って話が聞ける「いぐするテラス」は、毎回ゲストで登場する様々な会社や職業の社会人から実際の仕事の話を聞き、交流できるイベントです。就職や仕事をする事にイメージが沸かない人、就活に悩んでいる人、他大学の人と交流したい人におすすめ!参加費用は無料です。参加方法・詳しい内容はワカツクのFacebookをチェック!

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