テラス

インターンって?社会人の壁をリアルに感じた経験談

シズカ シズカ
261 views 2014.12.10

社会人の世界を経験した学生

社会で働くオトナからリアルな仕事の話を聞く座談会「いぐするテラス」が12月3日夜、仙台市青葉区北目町のファイブブリッジで開催されました。今回はインターンシップを通じて社会人の世界を垣間見た学生の経験談。その様子をダイジェストで報告します!
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インターンの役割って?

今回のゲストは東北学院大学3年の若木萌乃さん。プリンやマヨネーズ、花たまごなど卵関連の商品を取り扱う仙台市太白区のお店「花兄園」でインターンシップを3月から9月の約半年間経験しました。
取り組んだのは「ネットショップを立ち上げるプロジェクト」。これまであまり活用できていなかったインターネット上のショップのリニューアルという外部への発信のみならず、内部のコミュニケーションの円滑化にも尽力しました。
DSC09751-re若木さんが作成したチラシ類

主体性をもってどんどん声をかけていくこと

インターン期間中、「号泣ポイントがあったんです」と若木さんは言います。
ネットショップで使う文章や情報量についてずっと考えていた若木さんは、考え過ぎてなにがいいのかわからなくなってしまったそうです。相談しようにも、社員は皆忙しそうにしていたため、声をかけてはいけないと思いこんでしまった結果、学生・企業・コーディネートしたワカツクの3社が集まるプロジェクトミーティングでどうしたらいいのかわからなくなって、泣いてしまいました。
「忙しそうな様子をみて、声をかけて相談することに躊躇していました。むしろ出来上がるまで相談しないで仕上げた方がいいと思っていた」と振り返る若木さん。「でも、期限より前でも、どんどん声をかけて、段階を踏んだ方がいいと学びました。自分から主体性をもって動いていくことが大切です」。
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視野が広がって「働くイメージ」がより鮮明に!

ネットショップはインターン期間中の7月10日に無事オープンしました。7月の売上は前年比の2倍、8月はなんと4倍に!
いぐするテラスに参加した人は、インターン=社会科見学というイメージだったけど、本当に実践の場だということを感じたようで、「就職した社員みたいな扱いですごいな」と驚いていました。
若木さんは「ちょっとでも興味があったら参加してみてください。やりたいことはためらわずに全部やったほうがいい」と力強く語っていました。
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いぐするテラスは毎週水曜開催

いぐするテラスは毎週水曜日18時30分から開催しています。
次回12月17日のゲストは総合美容ディーラー、「株式会社アポロ商事」営業マンの高内真人さん。
参加希望の方は、こちらのイベントページで「参加」ボタンを押していただくか、nmt_tnm@wakatsuku.jp まで参加の旨をメールでご連絡ください。
初めてイベントに参加される方も大歓迎です。皆さんのお越しをお待ちしています!

文章:名前(○大学○年)
写真:名前(○大学○年)
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この記事を書いた人

シズカ
シズカ
「そんなに寒くないよ」と言われる仙台の冬が苦手な冬生まれ。
おいしいもの大好き。美味しいお店から発せられるオーラ(?)を感知するのが得意。
活字中毒気味。働いてなければ間違いなく冬ごもりします。