記者(個人)

夢に向かう

齋藤将志 齋藤将志
24 views 2014.03.02

「夢を100個書いてみなよ」。にこやかに語るのは券売機のレンタル、販売とweb事業を行っている仙台市の企業、パルコの社長、阿部章さん(34)である。パルコは夢、理想を常に追い求めながら、事業を行い、売り上げも伸ばしている会社だ。宮城県の券売機のシェア率は一番の約40パーセントだ。
 
「あの会社があってよかったと言われたい。私たちにかかわるすべての人を幸せにしたい」と、強い思いを語ってくれた。

そんな社長の最近の幸せは昨日、社員から誕生日プレゼントをもらったことである。素直に感謝できる状態が幸せだと語る。「相手があって自分がいる。そのことを忘れてはいけない」と語る。

▲仙台市泉区南中山で思いを語る阿部社長

パルコの特徴は社員教育の高さである。社員の夢、人間力を大切にする。パルコは月に一回「夢会議」を社内で開催する。そこでは、名前の通り、各社員が皆でそれぞれの夢について語り合う。

各々が夢を皆で共有することで、それに向かうために、何をすべきかが具体的になる。それが夢への第一歩になる。会社としてもできることがあれば、全力で実現へサポートしたいという。

また毎日、朝礼も兼ねて朝の勉強会もする。それはマーケティング、技術など専門的なものではない。人として生きる力、人間力を高めるためである。すぐれた人間でなければ、すぐれた会社、よい社会は作れないという思いの元である。

 「人のために行動する。これは被災地支援、仕事も同じ」。扱う商品が券売機、webという便利機器のため、震災による影響は少なかったというが、震災後は約2ヶ月間、営業活動ができなかった。その期間、社長は支援物資を届けるボランティアをした。それは「当時自分にできる範囲で、困っている人を助ける行動をしただけ」と語る。

 「社会に存在する課題を解決することをビジネスにしていく」。今後はさらに会社を拡大していく意気込みが感じられた。それは雇用を生み出すとともに従業員にも多くの経験をさせることができる。そして何よりもこれから、多くのひとをさらに幸せにする事業を行っていくだろう。

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この記事を書いた人

齋藤将志
齋藤将志
東北大学2年
東北大学経済学部 2年