お仕事

社員の「夢」を大切にする企業が目指すネクストステップとは?

齋藤将志 齋藤将志
354 views 2014.02.21
paruco

夢×事業×理想=売上!

 「夢を100個書いてみなよ」。にこやかに語るのは、券売機のレンタル・販売とweb事業を行っている仙台市の企業、パルコの社長、阿部章さん(34)である。パルコは夢、理想を常に追い求めながら、事業を行い、売り上げも伸ばしている会社。宮城県の券売機のシェアは一番の約40%だ。
 
「あの会社があってよかったと言われたい。私たちにかかわるすべての人を幸せにしたい」と、思いは熱い。

 そんな社長の最近の幸せは昨日、社員から誕生日プレゼントをもらったこと。素直に感謝できる状態が幸せだと語る。「相手があって自分がいる。そのことを忘れてはいけない」

パルコ写真
仙台市泉区南中山で思いを語る阿部社長

月に一度の『夢会議』

 パルコの特徴は社員教育の高さにある。社員の夢、人間力を大切にする。その一環として月に一回「夢会議」を社内で開催している。そこでは、名前の通り、社員が皆でそれぞれの夢について語り合う。

 各々の「夢」を皆で共有することで、それに向かうために何をすべきかが具体的になる。それが「夢」の実現への第一歩になる。会社としてできることがあれば、全力で実現へサポートしたいという。

 毎日、朝礼も兼ねて朝の勉強会もする。それはマーケティング、技術など専門的なものではない。人として生きる力、人間力を高めるため。すぐれた人間でなければ、すぐれた会社、よい社会は作れないという思いの元である。

人を幸せにする仕事

 「人のために行動する。これは被災地支援、仕事も同じ」。扱う商品が券売機、webという便利機器のため、震災による影響は少なかったそうだが、震災後は約2ヶ月間、営業活動ができなかった。その期間、社長は支援物資を届けるボランティアをした。それは「当時、自分にできる範囲で、困っている人を助ける行動をしただけ」と語る。

 「社会に存在する課題を解決することをビジネスにしていく」。今後はさらに会社を拡大していく意気込みが感じられた。それは雇用を生み出すとともに従業員にも多くの経験をさせることができる。そして何よりもこれから、多くのひとをさらに幸せにする事業を行っていくだろう。

取材を終えて

saitoumasasi東北大学経済学部2年  齋藤 将志(さいとう・まさし)
パルコに取材に行って、日常にある何気ない券売機や多くの物にも様々な工夫があり、多くのビジネスが生まれていることに気付かされました。また、社長の阿部さんは、人それぞれが持つ「夢」というものをとても大切にされていました。個人のやりたいことを挑戦させてくれ、夢を応援する機会をたくさんくれて、それが周りの人を幸せにする。素晴らしい中小企業に出会ったことで、もっとたくさんの魅力ある企業を知り、多くの人に知ってもらいたいと思うようになりました。

有限会社パルコ

  • 住所:〒981-3213 泉区南中山2丁目2-5 セイロウビル2階
    TEL:022-346-7511
    FAX:022-346-6878
    http://palco.jp/index.html
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この記事を書いた人

齋藤将志
齋藤将志
東北大学2年
東北大学経済学部 2年