テラス

「さよなら就活」キックオフ!!

伊藤 優宏 伊藤 優宏
130 views 2019.06.13
みなさんは「就活」という言葉を聞いて、どういうことを思い浮かべますか?

就活という言葉を聞くたび不安になる。限られた時間、限られた出会い、本音と建前。
―働くことを苦しくしているのは「就活」かもしれない―

そんな想いから始まった試みが、これから紹介していく「さよなら就活」です。仙台が発祥ではなく、岐阜県にあるNPO法人G-netが起こした取り組みに共鳴して、仙台版として一般社団法人ワカツクが開催しました。
(「さよなら就活」について、詳しくはこちらのサイトをご覧ください)

さよなら就活 仙台版キックオフ

さよなら就活仙台版のキックオフが、5月10日(金)に行われました。今回の主催者、ワカツク代表理事の渡辺一馬さん(以下、一馬さん)の予想をはるかに上回る、学生と社会人あわせて30人以上が集まり、会場はカオスな様相を呈していました。

現在就活中の学生から、キラキラ(?)の若手社会人、さらには企業の人事の方まで、さまざまな属性の人が集まりました。一人ひとりが今回のコンセプトに共感して来ているのだと思うと、現状の就活に対する意識の変化が起きているのかなと感じました。

キックオフが始まり、最初に出てきたのは、前日5月9日の河北新報の朝刊に載った「就活の一斉スタートを願う」という内容の記事でした。現状の就活制度が廃止される流れに疑問を呈するこの記事から、見方はひとつだけではなく、発信していくことが大切だということを学びました。

▼記事のスライドをもとに、この会の趣旨を説明する一馬さん。

ちなみに、この記事を書いた河原くん(東北学院大学3年)は、このイベントのあと、偶然にもいぐする仙台に入ってきてくれました。まさか紹介されていた記事を書いていた人物だとは思わなかったので、びっくり!
(いぐする仙台では、学生記者募集中です!!!)

あなたが“さよならしたい就活”は?

次に、今の就活の問題点について考える個人ワークをした後、参加者が3人1組となって「さよならしたい就活」をテーマに話し合いを行いました。学生と社会人など、なかなか接することのない組み合わせでワークを行いました。

僕のグループでは、普段聞くことのできない“人事の方の悩み”を聞くことができました。

人事面接では緊張をしないのに、役員面接になると急に緊張してしまう学生がたくさんいるそうです。人事の方は、初めの方の面接でその学生を良いところを十分見極め、自信を持って役員面接に送り出しています。しかし、いざという場面で学生がおろおろしてしまうと、役員の方は「あれれ、聞いていた様子と違うぞ?」となってしまうそうです。

学生の僕からすると、役員の方は貫禄があるので、緊張してしまうのはよくわかります。しかし、このような話を聞いて、学生だけでなく社会人の方も苦労しているんだなと感じました。

いよいよ最後は全体発表。自分たちが「さよならしたい就活」を、「○○な就活」という形で簡潔にまとめ発表してもらいました。

▲企業の面接を受けて、そのままこのイベントに来たというスーツ姿の彼は、
 「就活は同じことの繰り返しでもう飽きた」ということを言っていたのが印象的でした。

▲彼のグループで考えたのは「お受験的な就活」。
 現状を的確に表したフレーズと問題提起に、周りからは感嘆の声が上がっていました。

どのグループも、学生と社会人それぞれの視点での葛藤がありながらも、なんとか現状をよくしていきたいという思いが伝わってきました。

もともとワイワイとしていたのですが、こうした発表を繰り返していくうちにさらに盛り上がっていき、最後はなぜか大喜利(?)で終わるという形で、キックオフは大成功を収めました。

キックオフを終えて、伝えたいこと

行動しなければ、始まらない。

さて、ここまで記事を読んでくれたみなさんは、どう思ったでしょうか。このようなイベントをすごくいいと思ってくれる人もいれば、一方で、こんなのただのなれ合いじゃないか、と思う人もいると思います。

だけど僕が伝えたいのは、表面的な理解で判断をしてほしくないということです。たしかに、一見ムダに思えることもあるかもしれない。だけどこういう場に出向いて、いろいろな立場の人、価値観を持った人の話を聞くことで、現場の葛藤や思い、今まさに起きようとしている変化がわかるかもしれない。やってみなきゃ、行動してみなきゃ、わからないのです。

僕は、就活の仕組みは確実に変わっていくと思っています。それは、現状の仕組みに疑問を持って、今回の試みのような行動を起こしていく人たちがいるから。

就活に限らず、もし現状に疑問を抱いている人で、だけどまだ一歩を踏み出せていない人がいるのなら、ぜひ勇気を持って発信してみてください。その一歩が、世の中を変えるきっかけとなるかもしれません。

Facebookで非公開のグループができていて、そこで引き続きディスカッションが行われるそうなので、気になる方はぜひ参加をしてみてください!
リンクはこちら→ https://www.facebook.com/groups/1065113187209959/

文章:伊藤 優宏(東北大学4年)
写真:稲葉 史恵(ワカツク)

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この記事を書いた人

伊藤 優宏
伊藤 優宏
東北大学
よく、インド人ですか?と聞かれますが、れっきとした日本人です。色黒なだけです。よく、ハワイにでも行ってきたの?と聞かれますが、日本にいます。色黒なだけです。でも実はハワイに行ったことがあります(笑)
旅行が好きです。世界一周するか、ロードバイクで日本一周するかで迷っています。あと、映画は毎年2回見に行くほどのコナン好きです。今日も話のネタ探しに奮闘中。