チャレンジ

【名亘で働きタイ×ワタレポ】創建ホーム

名亘ワタレポインターン
531 views 2016.03.31
「ワタシゴトレポート」は、地域の中小企業で活躍する方々への取材を通じ、地域の仕事や組織の魅力を発掘・発信するワカツクのインターンシッププログラム です。参加学生は将来のキャリアを考えるきっかけを見つけるため、取材・執筆 活動を行います。宮城県庁との連携で、名亘地域(※)に所在する企業を訪問しました!

(※)名亘地域:宮城県名取市、岩沼市、亘理町、山元町のこと。

お客様の想いを何より大切にする、オーダーメイドの住宅メーカー

【創建ホーム株式会社(名取市)】
広島県に本社を持つ住宅メーカー、創建ホーム株式会社。2008年2月に、広島の本社から遠く離れた宮城県名取市に仙台支店を開設しました。
そのきっかけは、広島での宅地造成事業、まちづくりの実績を評価され、名取市相互台東の分譲地「ライフタウン桜坂」のまちづくりを前任の会社から引き継ぐことになったこと。現在は「ライフタウン桜坂」のほか、仙台・名取エリアを中心に、県南部や石巻、大崎などにも施工実績があります。
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▲ライフタウン桜坂

今回は仙台支店の若手社員を代表して、工務課の小野智一さん、設計課の佐藤々さん、営業課の佐藤保宏さんの3名を中心にお話を伺いました。

創建ホームの家は、オーダーメイドの木造注文住宅であることが特徴です。予め決まった形の家を基に建てるのではなく、お客様が実現したい家のイメージを引き出して、ゼロから設計図を描いていきます。

お客様とのコミュニケーションが大切になることから、創建ホームでは社員は最初に必ず営業課を経験します。二級建築士の資格を持つ小野さんや、同じく二級建築士で高校生の頃から設計の仕事をしたかったという佐藤奈々さんも、最初は営業でした。
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▲工務課の小野智一さん

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▲設計課の佐藤奈々さん

技術職でも営業を経験することによって「お客様の思いを大切にすることができるようになった」と小野さんは話します。お客様と最初に接するのが、営業の仕事。技術的に大変なことも、営業の経験があればこそ、なんとしてもお客様の想いを実現してあげたいと頑張れるようになったそうです。
一方、資格取得にもみんな意欲的に取り組んでおり、小野さんは現在一級建築士の資格取得を目指し勉強に励んでいます。

一棟一棟の家には、営業・設計・工務の担当が各1名ずつ付きますが、他のスタッフも含め、全ての家について社内全体で関心を持って取り組むようにしています。皆がお客様のことを考える、そんな意識が共有できているからか、社内はアットホームで、円滑にコミュニケーションが取れる職場だそうですよ。

こだわりの家づくり

注文住宅は、窓を取り付ける位置ひとつをとっても、建てる家ひとつごとに違ってきます。また一般的な住宅では既製品を使う、家具・調度品も、創建ホームではお客様の要望に応じて造作することもあります。それが非常に苦労する部分でもあり、やりがいでもあると、工務課の小野さんは楽しそうに語ります。
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▲施工例(建物内観)

募集内容

募集職種は営業職、設計・工務職(技術職)の2種類で、新卒採用・中途採用を行っています。勤務地は原則として仙台支店です(本人の希望を考慮します)。
求める人材は、真面目で一生懸命な人です。

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▲創建ホーム仙台支店(名取)外観

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▲創建ホームはベガルタ仙台のオフィシャルスポンサーです。
◇創建ホームCMギャラリー http://www.soken-home.jp/cm/sendai.html

編集後記

取材・執筆:鎌田尭(東北学院大学4年)

創建ーD7K_2032取材をするまで、住宅メーカーについて深く知りませんでした。就職活動中に同じ業界企業の話を聞いたことがある程度ですが、プラモデルのように工場で家のパーツをつくり、現地であっという間に組み立てるという建て方を想像していました(プレハブ工法)。しかし、創建ホームは違います。工場ではなく、現地で家を造っていました。

創建ホームでは、お客様が一緒に立ち会いながらの家づくりをしています。お客様の考えや要望が変われば、造り直すこともあります。「造作家具」という家と一体化した家具も造っています。キッチンカウンターやドア、DVDの収納、テレビボードなど種類は様々。お客様のライフスタイルや趣味に合わせた家具です。注文住宅でしかできない仕事だと感じました。
家に対して思い入れが深くなるのはお客様だけではありません。「これだけ感動を覚える仕事はない」と語る営業の佐藤保宏さん(4年目)。お客様の家が完成した際、お客様の子供から手作りの賞状をもらいました。これには佐藤さんも思わず涙。創建ホームで働くからこそ得られる喜びだと思います。
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▲営業課の佐藤保宏さん

今回取材した創建ホームの社員の皆さんは「お客様のために」という言葉を事あるごとに使っていました。部署どうしでの隔たりがなく、仙台支店の全員で一丸となってお客様のための家づくりをしているのだと感じました。

取材協力:創建ホーム株式会社仙台支店

※記事(企業情報・求人情報)は、宮城県仙台地方振興事務所 「被災沿岸地域に対する商工観光連携促進事業」の一環で執筆したものです。

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