学生記者がお仕事の魅力を発見!仙台イケてる会社訪問
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東北の魅力を独自の角度から味わう!仙台発の旅行会社「たびのレシピ」

作間温子 作間温子
2,674 views 2015.01.12
作間温子 作間温子 宮城学院女子大4年(執筆当時)
冬休みやお正月に旅行を楽しんだ人も多いのでは?私はといえば…年末年始は卒業論文の追い込みでヒーヒー言っていましたが、これが終われば最後の学生生活を満喫できます。そして卒業旅行へ! 旅のプランを考えるのはとても楽しいですよね。今回は、仙台に根差す「旅行会社たびのレシピ」を取材しました。

「たびのレシピ」って、こんな会社!

JR長町駅東口から徒歩5分。スーパースポーツゼビオあすと長町店の並びに「たびのレシピ」の店舗兼会社があります。

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テーマカラーのオレンジ色の看板やのぼりが、楽しげな雰囲気です。

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「たびのレシピ」は7年前に創業。1年前には東京支社も設立し、現在20名の社員が勤務しています。自社で企画した仙台発のバスツアーをはじめ、旅行のオーダーメイドや大手旅行会社のパッケージツアーの販売などを行っています。年間、約2万人のお客さまに、楽しい旅を提供しています。

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お店に入ると旅行のパンフレットがズラリ!旅行会社でよく見る光景ですね!
どんな特徴があるのか・・・!?

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フロアには、旅行ごとに行き先が分かれています。
わかりやすいし、かわいい!

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カウンターでは接客の真っ最中。とても楽しそうな声が聞こえてきます。
この雰囲気の中で旅行の計画を立てられたら、満足な旅になりそう!

創業者である社長の佐藤秀彦さん(44)は旅行業界一筋20年。東北学院大を卒業後、大手旅行会社に9年間勤務し、その後、仙台の旅行関係の会社2社で働きました。
会社が変わっても「佐藤さんと仕事をしたい」と言ってくれる企業やお客さまに支えられ、「たびのレシピ」を起業しました。「自分を支えてくれた仙台や東北の人に恩返しするためには、仙台に旅行会社を作って、東北に住む人たちに還元できるようにしたかった」と語ります。大手旅行会社に勤めていた佐藤さんだからこそ、価格で善し悪しの決まるような旅ではなく、お客さま一人ひとりの心にしみるような凝った旅を作れる小回りの利く中小企業の設立に至りました。

仙台の企業魅力3つ

東北を盛り上げるツアーを作る!お客さまのこころを満たすごちそう旅!

東北地方に住む人だけでなく、関東をはじめとする全国各地、さらには世界中からお客さまを東北へ呼びたいと語る佐藤さん。 大手に勤めていた時から、取引先やお客さまとしてお世話になって来たのは地元仙台や東北の人々でした。「仙台の旅行会社として東北の人々を旅行に連れて行くことだけでなく、旅行客を呼んで東北を潤したい」と思ったそうです。そのために1年前にできた東京支社と連携して取り組んでいます。
なにより東北に愛着を持っている佐藤さん。「東北って、結構おもしろいよ!」ということを、旅をとおして伝えたいと語ります。
「多くの人に東北のうまい食べ物や文化、東北の温かい人々に触れ、喜んで帰ってほしい。そのお客さまたちが帰って東北のことを周りに伝えてくれる。口コミのネットワークはとても強いからね」。きっと、日本全国や世界中に東北のファンの輪が広がりますね!

「たびのレシピ」では、仙台発のさまざまなバスツアーを企画しています。
「旅行者が東北、仙台に来たとき、主な交通手段になるのがバス。松島は電車で行けるけれど、その他の場所に行くのはなかなか不便なんだよね」。

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自社企画のツアー!募集中の鎌倉、山形体験ツアーはバスで出発〜!

たびのレシピが考えるツアーの特徴は…マニアック!?
「京都に行って寺を見るだけが旅行ではない。人の趣味は本当に多様。その趣味を旅行に取り入れられたら、とても楽しいよね」と佐藤さんは語ります。
      
例えば、今年8月に実施した「三沢基地見学ツアー」では、関東から参加した人もいて大人気だったそう。好評につき、来年も企画予定!「何が喜んでもらえるか」ということを社員全員が常に考え、日々さまざまな企画を練っているそうです。日常の中で発見した流行やネタを取り入れたり、自分の趣味や知識をヒントに社員の声を取り入れた企画づくりが行われています!

社員の皆さんも個性的な方が多い、たのしそうな職場です!ユーモアあふれたスタッフブログも要チェックです!
http://www.tabino.co.jp/modules/xpress/?cat=3

たびのレシピのこだわり!

「旅 + プロフェッショナル」
「お金を払ってくれるお客さまに対して本物の旅を提供したい!」と佐藤さんは言います。

「本物」とは「普段の生活では体験できない嬉しさや感動を体験してもらう」こと。

例えば「トレッキングツアー」です。
山形県と秋田県にまたがる鳥海山や、富士山からご来光を見るトレッキングを行いました。

仙台のフリーペーパーとスポーツ量販店とのコラボレーションで2012年からスタート。毎年10回ほど開催しています。難易度別に企画があるので、初心者でも安心!登山コースも毎回変わるので、リピーターも多いそう。「事前にプロのインストラクターによる講習会が開かれ、登山の極意や持ち物の指導などが行われます」ここにもただの山登りではない、プロの手を加えた「本物」へのこだわりがあります。プロフェッショナルの指導や引率があるため安心して登山を楽しめます。
旅行をつくるプロと各方面のプロフェッショナルがコラボすることでマニアなツアーをつくっています。多方面のプロフェッショナルの知識や技術を借りることで、より満足度の高い旅行をつくることを目指しています。特定の層の人々に人気があるような企画の秘密がここにありました!

ikesya_tabirecipe7青空の下、景色をたのしみながら参加者との交流も楽しみのひとつですね!

トレッキングツアーを初めて2年半。多くのお客さまに支えられて「トレッキング部」というものを作るに至りました。会員部員数はなんと800人を超えました!

トレッキングツアーの様子をツイッターやwebページで発信しています。

仙台リビング

http://www.sendailiving.jp/special/index.php?action=listSubCategory&scid=94

たびのレシピ@トレッキング

https://twitter.com/tabi_trekking

来年には沖縄で開催されるスキューバダイビングツアーを企画しているそうです。参加するとスキューバダイビングの資格が取得できるようになっています。沖縄の海だけでなく、食や宿泊先など地元を堪能する企画を考え中だそうなので、お楽しみに!

店内にはダイビングツアーの写真も展示。イメージがつきやすい!

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窓には、ダイビングスーツ!?

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「お客さまが気軽に立ち入りやすいように内装やディスプレイはとても大事なんです」と佐藤さん。確かに、店の前を通った人は立ち止まりそうですね!

業界初?!新事業!貸別荘とは!?

たびのレシピがいま、力を入れているのが、別荘をまるまる1棟貸し出す「貸別荘」。
ホテルや旅館に比べ、プライバシーや自由度が高く、使い方は利用者次第!特に若者の利用が増加しています。現在2つの貸別荘があり、昨年2月に鎌倉由比ヶ浜、10月には、みやぎ蔵王にオープンしました。ここにもこだわりが!

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こだわり①プロとのコラボ!

建物、家具にこだわり、お客さまがゆったりくつろげるような環境をつくるべく取り組んでいます。

こだわり②地元に貢献!

観光地や温泉へのアクセスが便利です。また、地元の食材を使ったレストランの利用や自分で地場食材を購入して料理を楽しむことができます。別荘のオーナーになった気分で、その地域のくらしを楽しむ旅行を、自由につくることができるのが魅力です。
                
「今後も貸別荘事業をすすめ、まずは、全国各地に展開したい」と語る佐藤さん。夢は海外にも貸別荘事業を拡大し、ハワイにつくることだそうです!

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お金のない学生にとって値段もリーズナブルで自由に使える別荘はとても魅力的。インターネットで予約できる点も気軽で使いやすいです。卒業旅行に利用しようかと真面目に考えています!

たびのレシピ流、「旅」の作り方!

旅行会社の主な仕事は、私たちもお世話になることが多いカウンターでの接客業務のほか、チケットおよび宿泊先の手配、旅館や土産店などの取引相手に対する営業、ツアーの添乗など。「たびのレシピ」では幅広い視野を持ってお客さまの要望に応えられるようにするため、社員がすべての部門を経験します。社員全員が添乗の資格を持っているのも特徴です。
「自分で体験してみることが大切。いろいろな情報から良い旅をつくることができる。やることが多いし、大変だけどね(笑)」と佐藤さん。いろいろな経験をして自分なりの“素材”を見つけて、“調理”できる旅行のプロがいる会社をつくりたいと考えています。

また、「満足できる旅をかなえるために、まずはお客さまの話をよく聞くことが大事」と佐藤さんは話します。旅の目的は人それぞれ。仕事の合間にゆっくりしたい人、恋に破れて傷心旅行をしたい人…。
添乗する社員は、お客さまの気持ちに合わせた雰囲気をつくり、お客さまの心に寄り添った添乗を目指しています。

お客さまの個性や興味を生かした味のある旅をつくっていくというのが、たびのレシピのモットーです。自身が旅好きなだけでなく、「相手を喜ばせたい」という気持ちが常に大切だということが伝わってきました。

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そこで私も卒業旅行のプランニングを相談しました!
ありきたりなツアーを使う気持ちになれず、勝手に旅行をしてきた私。旅のプロの佐藤さんに聞いてみると…
「時間がある人は思いのままに旅を楽しむべき(笑)」とのことでした(笑)
        
ということでしたので・・・3週間のチャイナ旅を決行することに決めました!

ただし、東北には冬ならではの見所があることを教えていただきました。春休みには、東北の冬を楽しみたいと思います!貸別荘を借りて、スノースポーツを楽しむのもいいですね!

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ご協力ありがとうございました!

2時間にわたって佐藤社長とお話をさせて頂きました。「地元・仙台、東北のために新しいアイデアで新しい旅の形をつくりたい」と話す姿が印象的でした。3つの会社を経験し、一から会社を立ち上げた佐藤社長は挫折や岐路こそ、チャンスだと思い行動してきたお話を聞き、来年度から社会人としての心構えをさせてもらいました。社会人になったら、ぜひ「たびのレシピ」のツアーを利用したいと思います。今後もユーモアいっぱいの旅の提案を期待しています!

作間温子作間温子宮城学院女子大4年(執筆当時)
文章:名前(○大学○年)
写真:名前(○大学○年)
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株式会社たびのレシピ
http://www.tabino.co.jp/
従業員数20名
資本金1,000万円
住所〒982-0007 宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4-50
電話番号022-304-5565
営業時間10:00~19:00
定休日年中無休

この記事を書いた人

作間温子
作間温子
宮城学院女子大4年(執筆当時)