【学生記者file.9】「頂上にはこだわってない」圧倒的な行動力を誇る山ガール・鈴木里緒にアタック!
皆さんこんにちは!お初にお目にかかります、東北福祉大学3年の武藤大紀です。
私の初陣は「いぐする仙台」で多くの取材を精力的にこなす注目株、山形大学3年の鈴木里緒さんの紹介。いぐする仙台の学生記者はどんなきっかけで参加を決めたのか?記者活動をする中で、難しいと感じたことは何か?これから活動することへの高揚感と少しの不安を胸に、先輩記者を突撃しました!
▲趣味は野球観戦・山形大学3年の鈴木里緒さん(写真右)
「人の話を聞く方が好きなんですよね」と言いながらも、自身の記者活動に懸ける想いを熱く語ってくれた里緒さん。爽やかな笑顔が印象的でした。
「いぐする仙台」に参加を決めたきっかけは、東日本大震災発生に伴い参加した学習支援のボランティア活動でした。以前から 興味があった教育の分野でしたが、支援を継続して行なうことの難しさ、その 壁と真っ向からぶつかり、懸命に活動を続ける人の頑張りを、多くの人に「伝えたい」と思いました。
働く人の知られざる思いや、幅広い業種や職種の企業を取材できる「いぐする仙台」は、好奇心旺盛な里緒さんにとって、最高の居場所です。県内のイケてる中小企業を取材・紹介する「イケ社」や、働く身近な大人にフォーカスを当てた「ワタシゴト」の執筆、他の学生記者の取材に写真撮影の担当で参加するなど、アクティブに活動しています。
「自分の頭の中にある情報を、読み手にわかりやすく伝わる記事を書くのは想像以上に難しい。他にも、アポ取りや取材の打ち合わせのメール、電話のマナーは大丈夫なのか…不安なことをあげていくときりがない」。不安にかられる里緒さんを支えたのは同じ経験をしてきたいぐする仙台の仲間たちでした。アドバイスはもちろん、都合が合えば取材に同行してくれることも。「仲間がいるのは本当に心強いし、自分が書いた記事に対しての友人から寄せられる感想や、取材した企業からのお礼の言葉がとても嬉しい」 と白い歯を輝かせてくれました。
最後に趣味について聞くと、「山登り」という回答。
行動派な里緒さんは「山ガール」なんだそうです!
「頂上にはこだわってない」
今回の取材で私の心に強く響いた言葉です。「自分の実力に合わせて登る山を選び、息切れしないペースで頂上を目指すけど、最終目標は頂上ではない」と言います。「仲間たちと語らい、雄大な自然に触れながら、絆を深める。山登りの過程こそが醍醐味かな」里緒さんは教えてくれました。「勝敗は無いんだしね」。
▲東北最高峰・福島県の燧ヶ岳(ひうちがだけ)の登頂に成功
いぐする仙台の学生記者は自分のペースで取材・執筆して経験を積み、同じ志を持つ仲間たちと協力しながら絆を深めていきます。
一歩一歩踏みしめ歩んでいけば、見晴らしは確実に変わっていく。勝敗は無いけど、際限ない成長はある・・・いぐする仙台での活動って山登りと似ているのかも?
里緒さんは、新参者の私に学生記者としての心構えを伝えるために、山登りの話をしたのでしょうか!?もう「山ガール 」なんて可愛いものではなくて、山です。山そのものです。里緒さん自身が超然と構える山のように思えてきました。
取材を経て、「鈴木里緒さん」改め「鈴木里緒山」(すずきりおさん)という一つの山を登り終えた気持ちです。先輩記者の話を聞いて、心残りだった不安が綺麗さっぱり無くなったように感じます。里緒さんの行動力と探求心を見習って、仲間たちと協力しながらいぐする仙台で頑張っていきます!
皆さん、いぐする仙台の看板を背負って立つであろう里緒さんの活躍を是非ご注目ください!
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