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在仙の大学生の働く動機のホ・ン・ネ!「学生・ザ・談会」第1回を開催

ようこ ようこ
201 views 2013.10.31

第1回「学生・ザ・談会」が10月25日(金)、いぐする仙台編集室のあるFivebridgeビル3階会議室にて行われました。「ザ・談会」では、いぐする仙台が今後イベントを行う上での貴重なご意見を頂くと共に、学生のみなさんが普段何となく考えていることを言葉にしてもらい、自己表現を磨く場でもあります。

今回は、いぐするインターン生をはじめ、東北大、宮城大、東北学院大から総勢7名が参加!
「働いてみたい会社・職種・人」というテーマでA4の白紙に好きな色のペンで自由に書いてもらい、その後、発表し合います。シンキングタイムは5分間!
「さあ、どんな意見が飛び出すのかーーー?!」とハイテンションで登場した、いぐするイベント担当・宇佐美でしたが、学生のみなさん、全員苦笑い…。
んんん?盛り上がる……かな?! と一瞬不安がよぎりました…。
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▲手前から、いぐするインターン生の及川さんと金森さん。2人とも、真剣な表情と雰囲気

そろそろタイムリミットが近づき、様子を見にいくと……
みんなさっぱりペンが進んでない!! そこで! 
「今日は夢みたいな願望を言葉にしてみようよ」
「ソフトバンクの孫さんと働きたい!とか好きな芸能人と働きたい!とかでもいいよ。
楽しく、自由に妄想の翼を羽ばたかせてみよう!」
「今自分がお金に困ってなくて、とにかくただ純粋にやってみたいと思う仕事をかいてみましょ♪」
そんな“助け舟”に反応してか、少しずつ、みんなに笑顔が見られてきたので、
「働くってことは、人生のほとんどの時間を使うことですからね。どうせなら、やってみたいこと、思い切って発表しましょう!」

そう伝えたところ…
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この笑顔です

さっきまで真っ白だった白紙もどんどん埋まっていきます。
いぐするインターン生の金森さん(東北大3年)は「一緒に働いてみたい人」にロックバンドの「flumpool(フランプール)」を挙げました。
好きだからという理由のほかにも、「彼らは、とってもファンとの繋がりを大事にしていて、そういう姿勢から学ぶことがあると思うんです!」
普段はゆったりと話す金森さんですが、言葉に熱を帯びていて、お向かいに座っていた男性陣から「ほほう〜」と大きな頷きが響きました。

「一緒に働いてみたい人」という答えで、みんなから注目を浴びたのが、
いぐするインターン生で東北学院大3年の東海林くんの「ギャグのセンスが面白い人!」でした。

みんな、頭に???が浮かんでいる表情になりましたが、
「働く上で大事にしたいことが、『話していて楽しいと思える人と一緒にいること』だと思うんですよ。話していて楽しい人って誰だろう?って考えたら、自分とギャグのセンスが同じで仕事の合間とかにギャグを飛ばし合ったりしたいなって思ったんです。そういう人がいる会社で働けたら、最高です!」

この熱いトークを受け、いぐするインターン生の及川さん(東北学院大3年)は「面白いことは私も重要だと思います。あと、自由な発想を持っている人と一緒に働きたいですね。いろんな意見を聞けて世界が広がって楽しいと思いました」と、つなぎます。
「一緒に働く人」は時間を共有したときに楽しいかどうかが重要という意見にほかの学生も共感していました。

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▲楽天球団に興味津々の宮城大3年の斎藤くん(左)。しっかりお休みをとれる会社が良い!という同じく宮城大3年の菊地くん(右)

「楽天球団で働いてみたい!」と言うのは宮城大3年の斎藤くん。
「今年、東北楽天イーグルスがリーグ優勝をして、その盛り上がりを味わいながら働くのは楽しそうだと思ったから?」と聞くと、「そうです!!!!」と最上級スマイルで答えてくれました。

ほかに「働いてみたい会社」を選んだ理由として「仕事にやりがいがありそう」ということで、マスコミやメーカー勤務などが挙げられました。

また、大学で「医工学」なる研究をしている学生からは「今、大学で学んでいることをそのまま活かしたい」という理由で、医療機器の承認・検査機関。ほかの学生も興味津々で彼の話に耳を傾けていました。

そのほかにも「車のような大きいものを作ってみたいです」とか、「工場の中の大きな仕組み、ベルトコンベアとかを設計したりしてみたいですね」などなど、夢はどんどん広がっていきます。
「実用性があるものを作れば、仕事に誇りを持てるし、やりがいも感じられると思います」とのこと。
“誇り”という言葉に、みんな一瞬表情がきゅっと引き締まりました。

「働いてみたい職種」は、カフェの経営・コンサルタント・都市計画・イベント企画・テレビ番組制作・デザイン関係・品質管理・エンジニアと興味のある分野が幅広い!ここでもキーワードは自分が「好きなこと」かどうかが判断基準になっていました。

いぐするインターン生の東海林くん(東北学院大3年生)は“広報”“営業”ときて、最後に“料理人”を選び、一同「イイネ〜!」の大合唱。「料理は元々好きで、料理人は自分の仕事の評価がダイレクトに自分に返ってくることにやりがいを感じると思う!」と情熱的に話してくれてまたまた場を盛り上げてくれちゃいました!
そんな選択肢もありか…なんて、つぶやきも聞こえてきましたヨ(笑)

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編集後記

ホンネで言いたいことを語り合えたからか、みんな、すっきり晴れ晴れとした笑顔で記念撮影です。
参加したみなさん、ありがとうございました!

学生たちの苦笑いから始まり、最初はどうなることかと心配しましたが、1時間はあっという間に終了しました!
「ザ・談会」終了後は、お互いの活動の話をしたりして、おしゃべりは尽きませんでした。また、自分の話を具体的に人前で話す機会がみんなあまりなかったそうで、「場を用意されると、なかなか言葉が出てこないものですね」とポロリ。
うれしい感想もたくさん頂きました♪
「リラックスした気分で参加できた」「自分の気持ちを言葉にすることは怖かったけれど、やってよかった」「もっと自分の考えを言葉にしていきたい」などなど。

これからも定期的に開催しますので、是非ご参加ください!新しい価値観や考え方に出会い、自分の言葉で相手に伝わる様に話す練習する場にもなる「学生ザ・談会」の次回開催は、11月19日(火)、12:00~13:00。希望者はワカツクまで連絡ください!
それでは、みなさん第2回でお会いしましょう♪

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