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【先輩report】製造業の仕事 菅原博文さん、大内鮎美さん
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2018.08.30
製造業で働くってどういうこと?
製造業では、熟練した技術者が徐々に減っていて、今後を担う若者も足りていない企業が多いのではないかと思っていました。しかし、先日イケ社で取材した精密機械の部品などを製造している「株式会社 登米精巧」は、社員の平均年齢が34歳と非常に若いです。
個人的に製造業に興味があり、同世代の社員の方2人に、製造業で働くことを決めた理由や実際に働いてどう感じているのかなど、気になることを伺ってみました!
菅原博文さん(26)
工業高校を卒業し入社しました。現在、機械加工の分野を担当していて、機械加工の国家資格2級を2つ取得しています。
入社のきっかけは?
高校でものづくりを学ぶうちに、製造業で働きたいと思うようになったことです。
仕事のやりがいは?
作るのが難しいものだと悩むこともありますが、大変な反面、良いものが作れた時は達成感があります。
自分は高校でものづくりを学んだけれど、同期には全く経験がない状態で入社してきた人もいます。先輩に1から教えてもらえるので入ってしまえば不安は無くなるし、ゼロからでも始められる環境ですね。
大内鮎美さん(23)
高校を卒業し入社しました。入社後に自ら勉強し、現在は機械検査技能士の国家資格2級を取得しています。
入社のきっかけは?
高校の先生に「製造が向いているんじゃないか?」と言われたことと、求人を見たときに自分のスキルアップにつながるのではないかと思ったことです。
働いてから印象が変わったことは?
製造業と言うけれど、実際は作る仕事だけではなく、さまざまな仕事の組み合わせで成り立っていることに気づきました。
私のように検査を担当している人もいるし、製造業に難しい印象を持つ必要はありません。やったことがないからと心配せずに、挑戦してみてほしいです。
▲取材中のひとコマ。職場の仲の良さが伝わってきました
菅原さんと大内さんは、入社した後に努力して資格を取得し、仕事に生かしていました。ものづくりに携わることは、入社して終わりではなく、常に自分の技術を磨き続けなければなりません。だからこそやりがいのある仕事なのだと感じました。
取材協力:株式会社 登米精巧
文章:大西 峻介(東北大学3年)
写真:長崎 陽平(東北大学3年)
この記事を書いた人
- 江戸時代にペリーが上陸した街から仙台にやってきました。地図を見るのが好きで、密かな夢は全国の市町村に足を運んで制覇すること!
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