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登米市観光ブログ…?いえ、取材同行ブログです!

長崎 陽平 長崎 陽平
336 views 2018.08.02

こんにちは、学生編集長の長崎陽平です。
今回は、記事には書ききれない“取材の裏側”を、カメラマンとして同行した視点から伝えたいと思います。カメラマンとして同行することで、インタビュアーの時と違い、気持ちにゆとりがあったので、取材と関係ない雑談をする余裕があったり、自然に親しんだりすることができました。

ハプニングスタートの取材当日

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▲バイクで取材先に向かった大西くん

取材場所は登米市で、仙台から離れているということもあり、記者の大西くんとバイクで現地まで移動する予定でした。久しぶりのツーリングを楽しみにしていました。

ところが、前日にバイクが故障してしまい、私は電車で行く羽目に…
取材先の会社「株式会社 登米精巧」は開けた道に面しており、広大な土地を有しています。早速、応接室に通されて、インタビューが始まりました。

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社長の後藤康治さんの印象を一言で表すならば、パワフル。言葉ひとつひとつに力強さが溢れていました。

取材…のはずが登米市観光?!社長の粋な計らい

後藤さんへの取材が午前中で終わり、昼時には工場がストップして見学できないということで、社長おすすめの仙台牛のお店へ連れて行ってもらいました。

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インスタ映えを狙って、シャッターを切った写真がこちら。豪華な盛り合わせに驚きです!箸が止まりませんでした。

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ご飯を食べながら、後藤さんはいろいろなことを話してくれました。登米市の素晴らしさから日本の将来まで、多岐にわたる内容でした。
印象に残ったのは、これからの日本の成長戦略についてです。国が成長するには、人口と技術革新が必要で「人口が減少していくのは止められないから、その分を技術力で対抗しないといけない」と力強く話していました。
後藤さんは、高度経済成長で人口も技術力も伸びていた頃、生活が日に日に変化を遂げていくのを経験。アジアの国々が今、経験している成長の凄さを、私たちに教えてくれました。そして、これから社会に出る私たちに、エールを送りました。

私は、大学生以外の人とじっくり話す機会があまりないので、勉強になりました。取材を通して、社会人とゆっくりと話し込むことができるというのは、いぐする仙台の学生記者ならではの強みです。

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昼食後、会社に戻る途中には、2020年東京オリンピックでボート競技の会場候補になった長沼へ。蓮の葉がたくさんあり、実は食べるとおいしいそうです。

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登米市には、日本有数の白鳥の飛来数の伊豆沼もあります。後藤さんのおかげで登米の魅力をたくさん感じ、また登米に行ってみたいと思いました。
仙台に住んで3年目になりますが、まだまだ宮城には魅力的なものがたくさんあると感じ、地域企業の仕事だけでなく、地域についても知りたいと思えるような取材同行でした。

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▲最寄りの「梅ケ沢駅(うめがさわ)」周辺の風景。自然あふれる初夏の景色でした

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午後には、数人の社員の方々にもインタビューしました。登米精巧で働くさまざまな立場の方の話を聞くことや、工場見学までできたので、会社の多くの面を見ることができました。
今回が初めての取材となる大西くん。取材の取れ高はバッチリだということで、公開される記事が楽しみです。詳しくは、後日公開される記事「イケ社」にて!!

文章:長崎 陽平(東北大学3年)
写真:長崎 陽平、大西 峻介(東北大学3年)
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