今回のゲスト
今回のゲストは、株式会社パンセの佐々木聖彦さんです。
県内でベーカリー10店舗を持ち、多くの方に愛されているパンセ。
新卒採用に力を入れ始めたのは、意外にもここ10年ほどだといいます。
食に携わる仕事に就きたい、また育ってきた宮城県で働きたい、という想いから2011年にパンセに入社した佐々木さんは、現在入社5年目。
新卒で入社後、いくつかの店舗を異動しながら、製造スタッフとして、パンの製造に関わる様々な工程を経験してきました。
現在は富谷町にある富谷本店で製造チーフとして、製造に携わるスタッフのシフト管理や売り場のチェックなど、製造管理を行っています。
入社する前は、パンの製造という仕事に対して、ドラマで見るような華やかなイメージを持っていたという佐々木さん。
しかし入社してみると、そのイメージは見事に覆されました。
朝5時には始まり、閉店後まで休む暇もなく走り回る体力的にハードな仕事。
「やめたいと思うこともあった」けれど、「3年は何があっても続けよう」とも思ったといいます。
そして、初めて配属された店舗の店長さんから大きく影響を受けたのが、「大事なのは人」ということ。
この言葉を体現していた店長の姿が、いろいろな人を巻き込んだり、味方になってもらったりしながら成長していこうとする、今の仕事の仕方のベースになっていきました。
もともと描いていた将来像とはまったく違った人生だけれど、今は目標もできて、目指すべき姿へ近づこうと努力する日々。
「続けていられることが自分の才能だった」と語る佐々木さんのキャリアと、
食べ物だけじゃない、その先にいる「人」とも向き合っていくパンセの仕事に迫っていきます。
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ゲストプロフィール
佐々木聖彦(ささき・まさひこ)さん
株式会社パンセ 富谷本店 製造チーフ
1988年宮城県大崎市生まれ。石巻専修大学理工学部基礎理学科卒業。
東日本大震災の2011年に入社。この年は超就職氷河期と言われ就職活動で何度も挫折を経験。
「地域に貢献したい」という思いから地元企業を中心に就活を続け、パンセに入社する。
入社後は南中山本店に配属。パンの製造環境は高温高湿の上、同店舗は東北最大規模の売上を誇る繁盛店でもあり、とにかく忙しかった。
入社当時の体重は90kgだったが70kgに激減。
パンの仕込みから焼成までの全工程を一通り経験した後、福室本店で半年間勤務し、その後石巻本店に製造チーフとして異動。
現在は富谷本店で製造チーフとして勤務。
学生時代はパンに関する知識が全くなかったが多くの先輩方、同僚、家族の支えと、
「継続する力」を信じてここまで来られたとの実感がある。
今は店長を目指し更なるスキルアップに日々邁進中。
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「いぐする仙台」で学生記者が取材した記事はこちら
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イベント概要
【日時】2016年2月23日(火) 18:30~20:00
【場所】ファイブブリッジ創造スタジオ「ごくり」(仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1F)
【対象】学生および若手社会人の方
【参加費】無料!
【申込】下記URLの申込フォームよりお申込みください。
http://igusuru.com/terrace#apply
※本事業は、中小企業庁の平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」の一環として、地域人材コーディネート機関みやぎ事務局が実施しています。(本企画担当:一般社団法人ワカツク)
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