今回のゲスト

今回のゲストは、HMKデザインの三浦博文さんです。

大手人材派遣会社の機械設計技術者として、様々なメーカーの工場などで機械設計を始めとした仕事を20年以上務めていた三浦さん。
様々な現場で仕事をする中で感じたのは、「技術者は仕事を選べない」ということでした。

学校で技術を学んでも、会社から与えられた仕事を行う以上、学んだ技術を生かせる仕事に就けるとは限らない。
そもそも、「誰かに雇われて仕事をする」ということだって、昔は当たり前ではなかったんじゃないか？
そんな課題意識を感じた三浦さんが、8年前に創業したのがHMKデザインです。

HMKデザインは、各々が資格や得意分野を持った個人事業主の集まり。
機械設計やWebデザイン・グラフィックデザインなどの業務を行いながら、技術やデザインなどを学ぶことができる「HMKスクール」という私塾を開講しています。
企業に雇われなくても食べていける、自分自身で独立して仕事をしていけるような人が増えるよう、必要なスキルや経験を教えることで、理想とする働き方、社会のあり方を目指すと同時に、自分たちの事業としても成立させていくための取り組みです。

三浦さんが考える、「これからの働き方」とは？
そのためにこれから社会に出る一人ひとりに求められること、そしてHMKデザインが取り組んでいくこととは？
働き方の「常識」を打ち破ろうとする三浦さんとともに、「雇われるだけじゃない」キャリア・働き方について、考えてみませんか？

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ゲストプロフィール

三浦博文（みうら・ひろふみ）さん
HMKデザイン　代表

1962年岩手県東磐井郡藤沢町生まれ。
高校卒業後、工場で働きながら、夜は早稲田大学理工学部の教授が教えている早稲田大学専門学校の機械科に2年間通い、首席（校長賞を受賞）で卒業。専門学校卒業後に知識の幅を広げるために通信制で法政大学に進学し、4年間で卒業。
1987年に大学卒業をきっかけに、以前から望んでいた設計を専門とする会社に転職し、それ以来21年間に渡り、正社員の派遣技術者として従事。大手企業を中心に10社以上で新製品の開発に携わり、日本初や世界初の製品の設計にも関った。
2000年から設計の仕事をする傍ら、創業者の奨学金によって海外の大学院のMBAコースを受講および放送大学大学院で政策経営を学び、2006年に修士号を取得。引き続き、東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻博士課程の単位を取得。
2001年より若手技術者の教育を担当。2004年にアルテック北京と青島科技大学の提携による教育センター立ち上げに貢献。2009年に上級教育士（工学・技術）を取得。
2008年に独立し、機械設計、コンサルタント、人材育成の仕事を行う事務所を開設。東北6県の公的機関に技術と経営の専門家として登録。2011年にリスクマネージメントアドバイザー（CTO）を取得。
2014年よりみやぎ産業振興のビジネスアドバイザーとして、中小企業への技術面のアドバイスを担当。東北工業大学の非常勤講師となり、製品設計に関連する授業を担当。
日本工学教育協会、日本産業教育学会、人材育成学会で技術者の教育について発表。

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イベント概要

【日時】2016年10月13日(木) 18:30～20:00
【場所】ファイブブリッジ創造スタジオ「ごくり」（仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1F）
【対象】学生および若手社会人の方
【参加費】無料！
【申込】下記URLの申込フォームよりお申込みください。
http://igusuru.com/terrace#apply
※本事業は、東北経済産業局 平成28年度「東北地域中小企業・小規模事業者人材確保支援等事業」の一環として実施しています。

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