今回の内容
今回のゲストは、ヤフー株式会社の鈴木哲也さん。
被災地域の産品をオンラインショップで全国・全世界に届ける「復興デパートメント」や
自転車で三陸沿岸を駆けるレースイベント「ツール・ド・東北」など、ヤフーが手掛ける復興支援事業に携わるため、
2013年に六本木のヤフー本社から石巻に赴任し、現在も石巻で勤務を続けています。
震災から間もなく5年、企業の復興支援活動も徐々に規模が縮小したり、被災地域から撤退する企業が増える一方で、
ヤフーは現在も石巻にオフィスを構え、複数の社員が現地に常駐しています。
また、鈴木さんご自身も、東京にいた頃から「地域でビジネスを興す」ことに興味を持ち
プロボノという形で茨城県結城市や島根県海士町などでのプロジェクトに携わってきた経歴をお持ちです。
「石巻でのプロジェクトに携わるために、わざわざ自費で東京から駆けつけてくる人がいるくらい、
まだまだ地域にはおもしろいプロジェクト・フィールドがたくさんある」と語る鈴木さん。
東京発ではなく、石巻発だからこそ、より広く影響を与えられるプロジェクトもあるといいます。
そしてそれと同時に、そういったプロジェクトのマネジメントや、商品のプロデュースなどを
地域側で継続的に取り組める人材の不足も痛感しているそうです。
「地域には魅力的な仕事がない」というのは本当なのか?!
ヤフーの視点から見た、地域発プロジェクトのこれまでとこれからに迫ります。
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ゲストプロフィール
鈴木哲也(すずき・てつや)さん
ヤフー株式会社 社長室コーポレートコミュニケーション本部 社会貢献推進室
HMV株式会社(現株式会社ローソンHMエンタテイメント)を経て、2007年ヤフー株式会社に入社。
2013年に復興支援室に移り、石巻で被災三県の物産をインターネットで販売する復興デパートメントの業務を担当。
「ツール・ド・東北」は大会初年度から事務局として地元での企画組み立て全般に関わり、大会参加者と地元のご家庭をつなぐ「民泊」も手がける。
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イベント概要
【日時】2015年12月15日(火) 18:30~20:00
【場所】ファイブブリッジ創造スタジオ「ごくり」(仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1F)
【対象】学生および若手社会人の方
【参加費】無料!
【申込】下記URLの申込フォームよりお申込みください。
http://igusuru.com/terrace#apply
※本事業は、中小企業庁の平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」の一環として、地域人材コーディネート機関みやぎ事務局が実施しています。(本企画担当:一般社団法人ワカツク)
いぐするテラス「中小企業ラボ」とは?
ニュースには載らないけれど、聞いてみると興味深い。
そんな、地元を「オモシロく」する、小さくてもキラリと光る中小企業が、仙台・宮城にもたくさん存在します。
しかし、そういった企業やその企業の取り組みなどは、なかなか広く知られていないのが現状です。
「中小企業って、正直どうなの?」「どういったところにおもしろさ、働きがいがあるの?」
そんなみなさんの疑問に、日々多くの中小企業と接している社会人の方がお答えする、参加型トークイベントです。