今回の内容
今回のゲストは、リージョンズ株式会社の菅原大さん。
人材紹介という手法で、地場企業の人の採用のサポートをしています。
東北に限らず、都市圏以外の地場企業では、景気の回復と採用の「売り手市場」化で採用に苦労している会社が少なくありません。
地場企業の人材不足は、永遠に解消されない課題なのでしょうか?
菅原さん自身も、大学卒業後、「地域に影響力を与える会社」で働きたいと、商社に就職。
しかしその仕事の中で、地場企業の人材獲得の困難さを肌で感じるようになったといいます。
会社の成長を促す「ヒト」がいなければ、業績を伸ばそうにも伸ばせず、次第に厳しい競争に打ち勝てなくなっていく。
そんな現状を少しでも変えられればと、「暮らしたい場所で思い切り働く」ための事業を展開する、リージョンズに転職しました。
キャリアコンサルタントとして、多くの企業・求職者と向き合ってきた菅原さん。
会社の経営者には「あなたにとっての『いい人』ってどんな人ですか?」、
求職者には「あなたにとっての『いい企業』ってどんな企業ですか?」と投げかけるそうです。
CMで見たことがあるから、大手企業の子会社で安定してそうだから、福利厚生が充実しているから…
一見正しそうな選択に見えるけれど、本当にそうなのか?
逆に言うと、世間一般には知られていなかったり、企業名は表に出ていなくても重要な仕事をしている会社も数多くあります。
企業と人材の仲立ちをする「キャリアコンサルタント」から見た、魅力的な企業とはどんな企業なのか?
人と企業のプロから見た、地場企業の今と未来に迫っていきます。
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ゲストプロフィール
菅原大(すがわら・だい)さん
リージョンズ株式会社 東北カンパニー
1987年宮城県生まれ。東北学院大学経済学部経営学科卒業。
中学校・高校はテニスに熱中し、部活動一色の学生生活をおくる。
大学では経済学部に進学し、地域商業史ゼミに所属。宮城県で創業した地場企業の盛衰を研究する。
研究過程で、企業が地域に及ぼす影響力の大きさを知り、自身も影響力を与える一端を担いたいとの考えから
大学卒業後は地域密着型の大手専門商社に就職。
被災をきっかけに「地場企業や地域で働きたい人の力に成りたい」という想いを強くし、現職にUターン転職。
仙台で6ヵ月、札幌で9ヶ月、宇都宮で3ヶ月武者修行を経験し、2015年4月から再度仙台で活躍中。
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イベント概要
【日時】2015年11月17日(火) 18:30~20:00
【場所】ファイブブリッジ創造スタジオ「ごくり」(仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1F)
【対象】学生および若手社会人の方
【参加費】無料!
【申込】下記URLの申込フォームよりお申込みください。
http://igusuru.com/terrace#apply
※本事業は、中小企業庁の平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」の一環として、地域人材コーディネート機関みやぎ事務局が実施しています。(本企画担当:一般社団法人ワカツク)
いぐするテラス「中小企業ラボ」とは?
ニュースには載らないけれど、聞いてみると興味深い。
そんな、地元を「オモシロく」する、小さくてもキラリと光る中小企業が、仙台・宮城にもたくさん存在します。
しかし、そういった企業やその企業の取り組みなどは、なかなか広く知られていないのが現状です。
「中小企業って、正直どうなの?」「どういったところにおもしろさ、働きがいがあるの?」
そんなみなさんの疑問に、日々多くの中小企業と接している社会人の方がお答えする、参加型トークイベントです。