今回のゲスト
今回のゲストは、有限会社田中事務所の徳田大輔さんと菅原智子さん。
電気設備やエアコンなどの空調設備、水回りなど、私たちが建物で快適に過ごすために不可欠な建築設備。
構造がどんなに立派でも、これらの設備がなければ、建物はただの「箱」になってしまいます。
田中事務所では、そんな建築設備をつくるにあたって、実際に施工業者が工事をする前の段階、
図面を引いたり(設計)、必要な材料やその費用を計算したりする(積算)役割を担っています。
こう書くと、なにやら難しそうで専門知識が必要そうな仕事に見えますが・・・。
実は、徳田さんも菅原さんも、出身は文系学部。まったくの未経験で就職しました。
徳田さんは、人事や総務の仕事を主に担当しながら、ときには建設現場に赴いて行う現地調査に同行して技術者の補助をするなど、幅広い仕事をされています。
菅原さんは、今年の春に大学を卒業した新入社員で、現在は積算を担当しています。
大学では歴史学科でアメリカ史を専攻しており、就職活動のときは「なんでこの学科に進んだんだろう・・・」と思ってしまったこともあるといいます。
エントリー先でも当初は営業職や事務職などを志望していながら、あることをきっかけに、「積算も意外とできるな…!」と感じた、とのこと。一体どんな出来事があったのでしょうか?
どことなく華やかなイメージもある「建築」の、とっても大事だけど意外と知られていない一面に迫っていきます。
ゲストプロフィール
徳田大輔(とくだ・だいすけ)さん
有限会社田中事務所 総務人事部 主任
1985年宮崎県都城市生まれ、福岡大学法学部法律学科卒業。
中学校・高校と一貫して、陸上競技100m、200mに打ち込み、大学生になってからは、帰省等の際に地元のアスリートクラブで、小学生・中学生に陸上の面白さを伝える。
大学時代は法学部に所属、法曹を目指し司法試験の為の勉強に励むが挫折。そこからは、民間企業への就職活動に方向転換。
2009年、田中事務所入社。名古屋支店に配属され、2011年に仙台支店に転勤し、転勤後2ヶ月で、ヘルニア発症、人生で初めての救急車での搬送及び入院を経験。ヘルニア克服の為にジム通いを始め、再び体を鍛え磨くことにハマる。
現在は人事活動の傍ら、仙台支店での営業等も行う。
菅原智子(すがわら・ともこ)さん
有限会社田中事務所 設計技術部 新入社員
1992年、東京都世田谷区生まれ。東北学院大学文学部歴史学科卒業。
親の転勤により、青森で小・中学生時代を過ごし、高校入学時に仙台に転居。以降は仙台で生活。
高校生の頃、歴史の成績がずっとトップだったからという理由で文学部歴史学科に入学。
大学時代は社交的な性格を活かすため、新入生のサポートをするボランティア団体に所属。
趣味は旅行で、英語が全く話せないのに2週間ヨーロッパに滞在していた事がある。
田中事務所には今年の4月に入社。
今まで建築に携わったことは1度も無かったが、技術部に所属し、積算の仕事に従事している。
イベント概要
【日時】2015年9月8日(火) 18:30~20:00
【場所】ファイブブリッジ創造スタジオ「ごくり」(仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル1F)
【対象】学生および若手社会人の方
【参加費】無料!
【申込】下記URLの申込フォームよりお申込みください。
http://igusuru.com/terrace
※本事業は、中小企業庁の平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」の一環として、地域人材コーディネート機関みやぎ事務局が実施しています。(本企画担当:一般社団法人ワカツク)
いぐするテラスとは?
ニュースには載らないけれど、聞いてみると興味深い。
そんな、地元仙台・宮城・東北を「オモシロく」する会社や取り組みと、その「仕掛け人」にスポットを当てて、その人や会社の「これまで」と、「これから」に迫っていくトークイベントです。